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きょう8日に東栄町長選投開票

村上氏㊨と尾林氏
村上氏㊨と尾林氏

 東栄町の出直し町長選は8日投開票される。前町長の村上孝治氏(63)と元町長の尾林克時氏(71)=届け出順=は、集会で何を訴えたのか。その発言の一部を紹介する。【安藤聡】

●村上氏
 今回の選挙は今までと違って本当に悩みました。本来ならばまだ任期1年数カ月残っています。辞職までこの半年間、本当に皆さんに心配と迷惑をかけました。リコール署名は958筆あり、迷いました。家族にも相談して決断しました。住民投票にするのか選挙にするのかも葛藤しました。後援会役員の勧めで選挙に打って出ることになりました。病院の先生と話し合い、常勤医3人は皆、基本的な方向を支持してくれました。
 後援会役員、支部、同級生、地域の方に支えられてここにいます。本当にありがとうございます。
 この選挙は勝たなければなりません。医師たちとの約束です。必ずこの地域に医療を残す。そのことは約束させていただきます。
 3000人を下回った町、財政も潤沢ではありません。この町でどのようにこれから先の将来を担っていくのか、皆さんと考えなければいけない。そのためにも何としてもこの選挙、勝たせてください。(6日夜)

●尾林氏
 今回のリコールを成し遂げた原動力は多くの女性だ。一軒一軒歩くパワーがあった。私は町民党として、時にかける思いが一つになれば実行できると強く思っている。弱い人の立場を守っていかなければならないと立候補を決めました。
 ある首長から「新城市民病院の分院でいいのでは」と言われたことがある。東栄の病院は奥三河の中核だから頑張らなければならない。
 新医療センター施設の隣に子育て支援センターなど移さず、例えばベッド10床を置く。透析は現センターを耐震化して再開すればよい。過疎債の枠を増やしてもらい、300万円ずつ10年で返していけばいいのでは。政治家の方にお願いして利用する。知恵を使えば必ずできる。「人がいない、看護師がいないからやめます」ではなく、補充しながら新しい人を連れてくればできる。前向きに頑張っていく、知恵を絞っていく、お願いをすることがあれば自分が率先して出ていく。すべて責任を持ってやるのが町長だと思う。(5日夜)

 東栄町の出直し町長選は8日投開票される。前町長の村上孝治氏(63)と元町長の尾林克時氏(71)=届け出順=は、集会で何を訴えたのか。その発言の一部を紹介する。【安藤聡】

●村上氏
 今回の選挙は今までと違って本当に悩みました。本来ならばまだ任期1年数カ月残っています。辞職までこの半年間、本当に皆さんに心配と迷惑をかけました。リコール署名は958筆あり、迷いました。家族にも相談して決断しました。住民投票にするのか選挙にするのかも葛藤しました。後援会役員の勧めで選挙に打って出ることになりました。病院の先生と話し合い、常勤医3人は皆、基本的な方向を支持してくれました。
 後援会役員、支部、同級生、地域の方に支えられてここにいます。本当にありがとうございます。
 この選挙は勝たなければなりません。医師たちとの約束です。必ずこの地域に医療を残す。そのことは約束させていただきます。
 3000人を下回った町、財政も潤沢ではありません。この町でどのようにこれから先の将来を担っていくのか、皆さんと考えなければいけない。そのためにも何としてもこの選挙、勝たせてください。(6日夜)

●尾林氏
 今回のリコールを成し遂げた原動力は多くの女性だ。一軒一軒歩くパワーがあった。私は町民党として、時にかける思いが一つになれば実行できると強く思っている。弱い人の立場を守っていかなければならないと立候補を決めました。
 ある首長から「新城市民病院の分院でいいのでは」と言われたことがある。東栄の病院は奥三河の中核だから頑張らなければならない。
 新医療センター施設の隣に子育て支援センターなど移さず、例えばベッド10床を置く。透析は現センターを耐震化して再開すればよい。過疎債の枠を増やしてもらい、300万円ずつ10年で返していけばいいのでは。政治家の方にお願いして利用する。知恵を使えば必ずできる。「人がいない、看護師がいないからやめます」ではなく、補充しながら新しい人を連れてくればできる。前向きに頑張っていく、知恵を絞っていく、お願いをすることがあれば自分が率先して出ていく。すべて責任を持ってやるのが町長だと思う。(5日夜)

村上氏㊨と尾林氏
村上氏㊨と尾林氏

カテゴリー:政治・行政

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