コロナ新規陽性者 県内1876人、豊橋は87人

　県は１日、１８７６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染３人含む。前週よりやや多い数値で、大村秀章知事は12日までとしている緊急事態宣言は延長もやむを得ないとの見方を示している。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が８１８人、名古屋市が６８３人（再感染３）、豊橋市が87人、岡崎市が１２０人、一宮市が59人、豊田市が１０９人。岡崎、豊田の両市は過去最多。
　一方、８月31日に陽性と発表された１６１１人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が61人（10歳未満女児３、10代男女各４、20代男性７、20代女性４、30代男性３、30代女性７、40代男性９、40代女性４、50代男性５、50代女性４、60代男女各１、70代男性３、80代男性２）▽豊川市が32人（10歳未満男児３、10歳未満女児２、10代男性４、10代女性３、20代男性３、20代女性４、30代男性４、40代男性５、40代女性２、50代男性１、60代女性１）▽蒲郡市が12人（10歳未満女児１、10代男性２、20代男性４、30代男女各１、40代女性１、60代男女各１）▽新城市が３人（20代男性３）▽田原市が４人（10代男性１、20代男性１、40代女性１、60代男性１）－だった。東三河の陽性者計１１２人中、感染経路不明は55人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１８０８・９人、陽性率は16・０％、入院患者は８１０・３人、入院患者のうち重症者は49・３人、新規陽性者のうちの高齢者は51・９人。重症者以外は「危険」領域が続く。
　31日現在の確保病床入院は８９５人、入院調整は７人、施設入所は５５０人、自宅療養は１万６０５８人。
【山田一晶】