豊橋二川中の2年生がミニ大名行列

　豊橋市立二川中学校２年２組の33人が８日、同市二川町の商家「駒屋」の広場で「ミニ大名行列」と題し、「手踊り」と「奴踊り」を披露した。
　２年生は毎年、学年行事の一環で、二川本陣まつりの大名行列に参加し、団子や五平餅を販売してきた。しかし、新型コロナウイルスの影響でまつりは２年連続で中止となった。
　２組の生徒は「自分たちにできることは何か」と考え、地域貢献として発案。二川本陣まつり実行委員会の協力を得て、衣装や小道具の提供を受けて実現した　生徒は総合学習の時間を使い、踊りに必要な足さばきなど練習した。
　この日は、生徒と保護者、実行委のメンバーら計約１００人が参加した。生徒らは、まつりの衣装を身に付け、女子は「手踊り」を、男子は「奴踊り」を披露した。保護者が見守る中で息を合わせて踊った。
　級長の小山莉央さんは「この機会に二川本陣まつりを知ってもらい、今以上に盛り上げていきたい」と話した。
【林大二朗】