県のコロナ新規陽性者3982人 豊橋は335人

　県は31日、３９８２人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性39人を含む。大村秀章知事はこの日午前の記者会見で「今週中にも緊急事態宣言の要請が視野に入ってきた」と述べた。豊橋市は３３５人（再陽性９）だった。
　３９８２人の内訳は、名古屋市が１２４９人（同12）、岡崎市が２２４、（同１）一宮市が３５４人、豊田市が１４２人（同１）、その他が１６７８人（同12）。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は３５３２人で６・１％（第５波は３・５％）、感染経路不明は53・１％（同48・８％）。一方で重症・中等症の割合は１・１％にとどまっている。第５波は５・０％だった。
　一方30日に陽性と発表された４４２６人の内訳は、東三河は豊橋市の１５０人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の１３５人（同１）、蒲郡市が10歳未満から80代の52人、新城市が10歳未満から80代の23人、田原市が10歳未満から60代の30人、設楽町が70代の１人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は４７２・４人、新規陽性者は４４８７・４人、入院患者のうち重症者は６・３人、新規陽性者のうちの高齢者は３２３・９人、陽性率は22・３％。入院患者が「厳重警戒」に変わった。
　29日現在の確保病床入院は６２６人、入院調整は３人、施設入所は６８４人、自宅療養は３万６４５人で、初めて３万人を超えた。
【山田一晶】