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「和牛甲子園」渥美農業高校が最優秀賞

左から村上さん、藤井さん、鈴木組合長、鈴木校長=JA愛知みなみ本店で
左から村上さん、藤井さん、鈴木組合長、鈴木校長=JA愛知みなみ本店で
牛を育てる渥美農業高校の生徒(提供)
牛を育てる渥美農業高校の生徒(提供)

 1月21日に東京都であった「第5回和牛甲子園」で、県立渥美農業高校が総合評価部門の最優秀賞を受賞した。3日、出場した牛を育てた生徒らが田原市古田町のJA愛知みなみ本店を訪れ、鈴木照彦組合長に報告した。
 全国で和牛肥育に取り組む高校生が、日頃の取り組みや育てた牛の肉質を競う大会。同校は第3回から出場し、第4回では取組評価部門で優秀賞を受賞した。
 今年度は「持続可能な和牛生産」をテーマに、昨年11月に県内初の肉用牛JGAP認証を取得。休耕田を活用して自給肥料生産とその副産物「うまい牛米」の販売、県の和牛ブランド「みかわ牛」の知名度向上に向けた取り組みなどを発表。取組評価部門で再び優秀賞を獲得した。
 肉質を評価する枝肉評価部門では、出品した2頭のうち1頭が霜降りの質を示す「牛脂肪交雑基準」で最上級品の12番と評価され、ロース芯面積も100平方㌢㍍を超えたことで優秀賞になった。2評価の総合得点を競う総合評価部門で、同校の計88・8点が最高となり、最優秀賞に選ばれた。
 鈴木修市校長は農協や農家の日頃の支援や理解に感謝し「今後も人材育成に努めていく」と話した。出場した牛を育てた農業科3年の藤井琴未さんと村上すずさんは「肉質評価で勝てると思っていなかった。3年間、牛と一緒に頑張ってきた結果だと思う」などと語った。
 鈴木組合長は日本一に輝いたことに「現場の努力なくしては取れない。今後もみかわ牛、学校、市の知名度向上に励んで」と述べた。
 優秀賞の最高級牛肉は「フードオアシスあつみ」の田原、福江、山田の各店で9日に販売する。
【岸侑輝】

 1月21日に東京都であった「第5回和牛甲子園」で、県立渥美農業高校が総合評価部門の最優秀賞を受賞した。3日、出場した牛を育てた生徒らが田原市古田町のJA愛知みなみ本店を訪れ、鈴木照彦組合長に報告した。
 全国で和牛肥育に取り組む高校生が、日頃の取り組みや育てた牛の肉質を競う大会。同校は第3回から出場し、第4回では取組評価部門で優秀賞を受賞した。
 今年度は「持続可能な和牛生産」をテーマに、昨年11月に県内初の肉用牛JGAP認証を取得。休耕田を活用して自給肥料生産とその副産物「うまい牛米」の販売、県の和牛ブランド「みかわ牛」の知名度向上に向けた取り組みなどを発表。取組評価部門で再び優秀賞を獲得した。
 肉質を評価する枝肉評価部門では、出品した2頭のうち1頭が霜降りの質を示す「牛脂肪交雑基準」で最上級品の12番と評価され、ロース芯面積も100平方㌢㍍を超えたことで優秀賞になった。2評価の総合得点を競う総合評価部門で、同校の計88・8点が最高となり、最優秀賞に選ばれた。
 鈴木修市校長は農協や農家の日頃の支援や理解に感謝し「今後も人材育成に努めていく」と話した。出場した牛を育てた農業科3年の藤井琴未さんと村上すずさんは「肉質評価で勝てると思っていなかった。3年間、牛と一緒に頑張ってきた結果だと思う」などと語った。
 鈴木組合長は日本一に輝いたことに「現場の努力なくしては取れない。今後もみかわ牛、学校、市の知名度向上に励んで」と述べた。
 優秀賞の最高級牛肉は「フードオアシスあつみ」の田原、福江、山田の各店で9日に販売する。
【岸侑輝】

左から村上さん、藤井さん、鈴木組合長、鈴木校長=JA愛知みなみ本店で
左から村上さん、藤井さん、鈴木組合長、鈴木校長=JA愛知みなみ本店で
牛を育てる渥美農業高校の生徒(提供)
牛を育てる渥美農業高校の生徒(提供)

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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