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海の生き物と思い出づくり 今年度で閉園の田原高松保育園

ウニやナマコを手に興味津々の園児=高松保育園で
ウニやナマコを手に興味津々の園児=高松保育園で

 田原市立高松保育園で7日、海の生き物に触れて楽しむ「タッチングプール」が開かれた。今年度で閉園するための思い出づくりの行事。年長と年中の園児ら33人が参加し、ウニやナマコなどに直接触れてその生態を知った。
 市内を中心に海の生き物講座や採集活動を案内する「BlueDrop」の松野弘美さんが提案した。イトマキヒトデ、アカナマコ、イソガニ、ムラサキウニなど近海で見られる13種類の生き物を小さなプールに入れ、直接手で触れられるようにしている。
 生き物を恐る恐る見守っていた園児は、触っても大丈夫だと分かると、ヒトデやナマコを手に載せて楽しんだ。年長の柴田優誠さんはムラサキウニを手に「とげが丸くて思ったより痛くない。ナマコもブニブニしていて楽しい」と笑顔で話した。
 松野さんは「自分が通った保育園がなくなるのは寂しい。少しでも思い出が残れば」と語った。後日、同様に閉園する若戸保育園でも貝殻を使った工作などワークショップを実施する。
 高松、若戸、赤羽根の3保育園は4月から豊橋市牛川町の学校法人「正円寺学園」が運営する幼保連携型認定こども園「あかばねこども園」(赤羽根町)に統合される。昨年9月に地域住民に向けて説明会があった。
 3園の行事は、こども園で継続して取り組んでいけるよう調整する。帽子の色は市の学年色通りで1~2歳児はピンク、年少は赤、年中は黄、年長は青、園の南側に未就園児親子が集う子育て支援ルームを併設する。
 市ホームページで「あかばねこども園バーチャルツアー」と題し、完成イメージ動画を公開している。赤羽根保育園の敷地は今後、こども園の駐車場として使われる。
 今月27日に完工式と内覧会、4月2日に開園式がある。
【岸侑輝】

 田原市立高松保育園で7日、海の生き物に触れて楽しむ「タッチングプール」が開かれた。今年度で閉園するための思い出づくりの行事。年長と年中の園児ら33人が参加し、ウニやナマコなどに直接触れてその生態を知った。
 市内を中心に海の生き物講座や採集活動を案内する「BlueDrop」の松野弘美さんが提案した。イトマキヒトデ、アカナマコ、イソガニ、ムラサキウニなど近海で見られる13種類の生き物を小さなプールに入れ、直接手で触れられるようにしている。
 生き物を恐る恐る見守っていた園児は、触っても大丈夫だと分かると、ヒトデやナマコを手に載せて楽しんだ。年長の柴田優誠さんはムラサキウニを手に「とげが丸くて思ったより痛くない。ナマコもブニブニしていて楽しい」と笑顔で話した。
 松野さんは「自分が通った保育園がなくなるのは寂しい。少しでも思い出が残れば」と語った。後日、同様に閉園する若戸保育園でも貝殻を使った工作などワークショップを実施する。
 高松、若戸、赤羽根の3保育園は4月から豊橋市牛川町の学校法人「正円寺学園」が運営する幼保連携型認定こども園「あかばねこども園」(赤羽根町)に統合される。昨年9月に地域住民に向けて説明会があった。
 3園の行事は、こども園で継続して取り組んでいけるよう調整する。帽子の色は市の学年色通りで1~2歳児はピンク、年少は赤、年中は黄、年長は青、園の南側に未就園児親子が集う子育て支援ルームを併設する。
 市ホームページで「あかばねこども園バーチャルツアー」と題し、完成イメージ動画を公開している。赤羽根保育園の敷地は今後、こども園の駐車場として使われる。
 今月27日に完工式と内覧会、4月2日に開園式がある。
【岸侑輝】

ウニやナマコを手に興味津々の園児=高松保育園で
ウニやナマコを手に興味津々の園児=高松保育園で

カテゴリー:社会・経済

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