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栽培したパパイヤのビールが金賞 田原の「G・ファーム」

山下市長㊧と鈴木さん=田原市役所で
山下市長㊧と鈴木さん=田原市役所で

 田原市田原町の養豚業「G・ファーム」が開発販売しているビール「THE PIG’S PEARL PAPAYA IPA」が、日本地ビール協会開催のクラフトビール審査会「ジャパングレートビアアワーズ2022」で金賞を受賞した。19日、G・ファームの鈴木領馬さんが田原市役所で山下政良市長に報告した。
 審査会は日本中のクラフトビールを味、香り、状態、後味など100項目以上で審査。50点中45点以上を獲得したビールに金賞が贈られる。
 「THE PIG’S PEARL」は、同社が育てる豚の排せつ物を使ったバイオマス発電の余熱で栽培したパパイヤを、浜松市の「Octagon Brewing」が醸造した。ホップの味が強く、香りがフルーティーでマンゴーを思わせる甘みが特徴という。昨年から仕込みを始め、同11月頃から正式販売をスタートした。
 報告を受けた山下市長は「バイオマスの余熱でパパイヤを作るという発想がすばらしい。若い人が新しいものをどんどん作ってくれると町が元気になる」と激励した。
 鈴木さんは「農業だけではない、循環型農業の可能性をPRしたい」と話し、ビール単独販売はせず、ソーセージやハムとのセット販売に限定するという。「バーベキューなどでおいしい豚肉を食べながら飲んでほしい」と語る。
 次回販売は23日から「道の駅田原めっくんはうす」や同社オンラインショップで。
【岸侑輝】

 田原市田原町の養豚業「G・ファーム」が開発販売しているビール「THE PIG’S PEARL PAPAYA IPA」が、日本地ビール協会開催のクラフトビール審査会「ジャパングレートビアアワーズ2022」で金賞を受賞した。19日、G・ファームの鈴木領馬さんが田原市役所で山下政良市長に報告した。
 審査会は日本中のクラフトビールを味、香り、状態、後味など100項目以上で審査。50点中45点以上を獲得したビールに金賞が贈られる。
 「THE PIG’S PEARL」は、同社が育てる豚の排せつ物を使ったバイオマス発電の余熱で栽培したパパイヤを、浜松市の「Octagon Brewing」が醸造した。ホップの味が強く、香りがフルーティーでマンゴーを思わせる甘みが特徴という。昨年から仕込みを始め、同11月頃から正式販売をスタートした。
 報告を受けた山下市長は「バイオマスの余熱でパパイヤを作るという発想がすばらしい。若い人が新しいものをどんどん作ってくれると町が元気になる」と激励した。
 鈴木さんは「農業だけではない、循環型農業の可能性をPRしたい」と話し、ビール単独販売はせず、ソーセージやハムとのセット販売に限定するという。「バーベキューなどでおいしい豚肉を食べながら飲んでほしい」と語る。
 次回販売は23日から「道の駅田原めっくんはうす」や同社オンラインショップで。
【岸侑輝】

山下市長㊧と鈴木さん=田原市役所で
山下市長㊧と鈴木さん=田原市役所で

カテゴリー:社会・経済

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