蒲郡出身の千賀投手に「市スポーツ栄誉賞」

　蒲郡市は、第４回ワールドベースボールクラシック（ＷＢＣ）で大会ベストナインに選ばれた同市出身の千賀滉大投手（24）＝福岡ソフトバンクホークス＝に初めて「市スポーツ栄誉賞」を授与する。11日に行われた定例会見で稲葉市長が明らかにし、22日に福岡市内を訪れて賞状と記念品を手渡す。
　千賀投手はＷＢＣ日本代表に初選出。予選リーグのオーストラリア、オランダ戦、２次ラウンドのイスラエル戦、準決勝のアメリカ戦の計４試合に登板し、１勝１敗。イスラエル戦で先発し、５回を１安打無失点に抑えてベスト４入りに貢献したほか、アメリカ戦では「お化けフォーク」で５三振を奪った。
　蒲郡市立中央小、中部中学、県立蒲郡高校を卒業して２０１０年秋のドラフトでホークス育成枠４巡目指名を受けて入団。今季はすでに５勝をあげている。
　稲葉市長は「蒲郡の注目の星。市として活躍のエネルギー源となってもらえるようなものを贈りたいと思い表彰します。この調子でどんどん活躍してほしい」とコメントした。記念品は出世馬の「飾り馬」を贈るという。
（安藤聡）