劇団M.M.C上演が10月に延期

　「劇団Ｍ.Ｍ.Ｃ」が23、24の両日に豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開催を予定していたロックミュージカル「ロミオ＆ジュリエット　復活篇」（サンライズコーポレーション主催、東愛知新聞社など後援）が10月22、23の両日に延期される。キャストの一部に新型コロナウイルスの陽性者が出たため。決まったのは本番直前の16日。昨年上演したオリジナルミュージカル「星の王子様」も何度も延期を重ねただけに演者らの落胆も大きかったが、「延びた分だけ練習が積める」と前向きに秋の上演を目指すことになった。
　「ロミオ＆ジュリエット　復活篇」は、シェイクスピアの代表作「ロミオ＆ジュリエット」を原作に、全32曲の歌やダンス曲で構成するハッピーエンドのオリジナルミュージカル。市民参加作品として一般からキャストやスタッフを公募、世代を超えた有志が集まった。豊川市の「こざかい葵風館」や豊橋市吉田方地区市民館などで本番に向け練習を重ねてきた。
　劇団代表で演出も担当する天野まりさんは「急なことだったが、プラットと話し合い、10月に延期した。残念だが、余分に稽古する日をいただいたのだと前向きに考えたい。クオリティーを落とさず、なるべく同じメンバーで本番を華々しく迎えたい」と決意を語った。
　上演時間は後日発表。チケットはそのまま10月の舞台で利用できる。問い合わせは劇団Ｍ.Ｍ.Ｃ豊橋支部事務局の村田さん（電話０９０・１７５６・７４１１、メールｍｍｃ.ｔｏｙｏｈａｓｈｉ１２＠ｇｍａｉｌ.ｃｏｍ）へ。
【田中博子】