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東三河農産物を使用 1日から発泡酒を新発売

1日発売のご当地発泡酒「DAMONDE」。ラベルデザインなどは豊橋技科大が協力した
1日発売のご当地発泡酒「DAMONDE」。ラベルデザインなどは豊橋技科大が協力した
醸造所で原料を仕込むメンバー=豊橋市堂坂町で
醸造所で原料を仕込むメンバー=豊橋市堂坂町で

豊橋小売酒販組合の醸造会社

 豊橋小売酒販組合(豊橋市堂坂町)の若手らが立ち上げた醸造会社「FIVE・VISION・BREWERY(ファイブ・ビジョン・ブルワリー)」が1日、東三河の農産物を使ったご当地発泡酒「DAMONDE(だもんで)」を新発売する。地元産夏みかんでさわやかな香りに仕上げ、若者や女性の支持をねらう。

 豊橋税務署管内の製造者や小売店主ら5人で今年2月に起業、事務所倉庫を改装して醸造所を開いた。組合の原博史事務局長が社長に就いた。
 島根県江津市の醸造所での研修を経て6月に免許取得した。仕込み量などが小規模で済む「マイクロブルワリー」で当面は発泡酒に取り組む。
 麦芽の副原料としてホップや米麹のほか、田原市でとれた夏みかんを香り付けに使った。女性や若者でも飲みやすいクラフトビールで、アルコール離れを抑えたい考えだ。
 1本660円(330㍉㍑入り)で、当面は「道の駅とよはし」(東七根町)のみの販売。1回の仕込みで約350本製造でき、年産約2万4000本を目指す。
 商品名とラベルデザインは豊橋技術科学大学の協力で、学内公募と選考会で決めた。商品名は建築・都市システム学系の瀧内雄二助教、ラベルは総務課の安藤沙苗さんの案を選んだ。ラベルは豊橋と周辺のまちをイメージして水色を基調に麦穂などを描いた。
 唯一の製造経験者で杜氏でもある小林周太郎さん(伊勢屋商店)は「発酵過程が日本酒と少し違うが、マニュアル通りに作れば品質は安定しやすい」と説明した。
 原博史社長は「地域の認知度を高めたい。次は地元のイチゴで第二弾も計画中」と意気込む。
 施設見学も可能。問い合わせは同組合(0532・46・4086)へ
【加藤広宣】

豊橋小売酒販組合の醸造会社

 豊橋小売酒販組合(豊橋市堂坂町)の若手らが立ち上げた醸造会社「FIVE・VISION・BREWERY(ファイブ・ビジョン・ブルワリー)」が1日、東三河の農産物を使ったご当地発泡酒「DAMONDE(だもんで)」を新発売する。地元産夏みかんでさわやかな香りに仕上げ、若者や女性の支持をねらう。

 豊橋税務署管内の製造者や小売店主ら5人で今年2月に起業、事務所倉庫を改装して醸造所を開いた。組合の原博史事務局長が社長に就いた。
 島根県江津市の醸造所での研修を経て6月に免許取得した。仕込み量などが小規模で済む「マイクロブルワリー」で当面は発泡酒に取り組む。
 麦芽の副原料としてホップや米麹のほか、田原市でとれた夏みかんを香り付けに使った。女性や若者でも飲みやすいクラフトビールで、アルコール離れを抑えたい考えだ。
 1本660円(330㍉㍑入り)で、当面は「道の駅とよはし」(東七根町)のみの販売。1回の仕込みで約350本製造でき、年産約2万4000本を目指す。
 商品名とラベルデザインは豊橋技術科学大学の協力で、学内公募と選考会で決めた。商品名は建築・都市システム学系の瀧内雄二助教、ラベルは総務課の安藤沙苗さんの案を選んだ。ラベルは豊橋と周辺のまちをイメージして水色を基調に麦穂などを描いた。
 唯一の製造経験者で杜氏でもある小林周太郎さん(伊勢屋商店)は「発酵過程が日本酒と少し違うが、マニュアル通りに作れば品質は安定しやすい」と説明した。
 原博史社長は「地域の認知度を高めたい。次は地元のイチゴで第二弾も計画中」と意気込む。
 施設見学も可能。問い合わせは同組合(0532・46・4086)へ
【加藤広宣】

1日発売のご当地発泡酒「DAMONDE」。ラベルデザインなどは豊橋技科大が協力した
1日発売のご当地発泡酒「DAMONDE」。ラベルデザインなどは豊橋技科大が協力した
醸造所で原料を仕込むメンバー=豊橋市堂坂町で
醸造所で原料を仕込むメンバー=豊橋市堂坂町で

カテゴリー:社会・経済

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