文字の大きさ

豊橋の書道家浜野さん 10月から北海道で展示会

浜野さん
浜野さん

 海外でも活動する書道家浜野龍峰さん(62)=豊橋市北山町=が北海道東川町の複合交流施設「せんとぴゅあ」で10月1~30日に展示会「無常」を開く。
 浜野さんは2000年以降、定期的に南米などの海外で活動している。ワークショップを開いて現地の日系人らに書の魅力を伝えているほか、アルゼンチンの美術の殿堂「パレ・デ・グラス」などで展示会を開いた。今年8~9月にもペルーとアルゼンチンに訪問した。海外に同行したこともある友人のキュレーター花田裕子さんが、東川町で仕事をしていることが縁となり開催することになった。
 ロシアのウクライナ侵攻のほか、日本の経済力低下が語られる中、テーマを無常に決めた。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」の冒頭が有名な「方丈記」全文ほか、生きることをテーマにした漢詩「蘭亭序」、鹿児島の知覧から飛び立った特攻隊員の名前を記した作品などを展示する。
 浜野さんは「混迷する世界や社会を、いにしえの人々に問う気持ちで作品を仕上げました」と話す。
【竹下貴信】

 海外でも活動する書道家浜野龍峰さん(62)=豊橋市北山町=が北海道東川町の複合交流施設「せんとぴゅあ」で10月1~30日に展示会「無常」を開く。
 浜野さんは2000年以降、定期的に南米などの海外で活動している。ワークショップを開いて現地の日系人らに書の魅力を伝えているほか、アルゼンチンの美術の殿堂「パレ・デ・グラス」などで展示会を開いた。今年8~9月にもペルーとアルゼンチンに訪問した。海外に同行したこともある友人のキュレーター花田裕子さんが、東川町で仕事をしていることが縁となり開催することになった。
 ロシアのウクライナ侵攻のほか、日本の経済力低下が語られる中、テーマを無常に決めた。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」の冒頭が有名な「方丈記」全文ほか、生きることをテーマにした漢詩「蘭亭序」、鹿児島の知覧から飛び立った特攻隊員の名前を記した作品などを展示する。
 浜野さんは「混迷する世界や社会を、いにしえの人々に問う気持ちで作品を仕上げました」と話す。
【竹下貴信】

浜野さん
浜野さん

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR