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豊橋市「まちなか図書館」来館者50万人超

10カ月で来館50万人を超えた「まちなか図書館」=豊橋市駅前大通2で
10カ月で来館50万人を超えた「まちなか図書館」=豊橋市駅前大通2で
館内イベントも呼び物になった
館内イベントも呼び物になった

自由度高く若者ら支持

 豊橋市「まちなか図書館」(駅前大通2)の来館者数が23日で延べ50万人を超えた。定期休館日なしで12時間使え、会話や飲食もできる自由度の高さなどが受け、学生らの利用者の掘り起こしにつながったという。近隣の商業施設など中心街のにぎわい創出への相乗効果にも期待がかかる。
 複合再開発ビル「エムキャンパス」がグランドオープンした昨年11月27日に開館した。2フロアはテーマ別のゾーンやスペースがあり、蔵書は約6万冊。従来と異なる「テーマ配架」も特徴。個人席のほか、ボックス席やグループ席など520の閲覧席の多くはインターネット予約もできる。
 ふた付き飲料なら持ち込み可でカフェも併設した。吹き抜けの中央ステップで開いた行事は講演会や演奏会、趣味のイベントなど多数。「会話もOK」という図書館らしく、マイクや楽器の音などが響き渡ることは珍しくない。
 図書館によると、1日当たり来館者数は1800人を超える。貸出券の新規登録は10カ月で9000件に迫り、中央図書館や向山と大清水の3館を合わせた年約5000件を大幅に上回る。貸出点数39万冊も他館を大きく上回るという。
 佐野真司館長補佐によると「高校生や大学生の新規登録が目立つ。制約の緩さなどで間口が広がった。声や音を気にする人もいるが最終的に理解は得られた。図書館を使わなかった人を掘り起こせたのでは」と話す。
 民間から初代館長に登用された種田(おいだ)澪館長は「平日の夜に通う市外の会社員、大人に混ざって行事に参加する高校生など個々の使い方を楽しんでいる。空き時間に立ち寄れる身近な存在になりたい」とメッセージを送る。
【加藤広宣】

自由度高く若者ら支持

 豊橋市「まちなか図書館」(駅前大通2)の来館者数が23日で延べ50万人を超えた。定期休館日なしで12時間使え、会話や飲食もできる自由度の高さなどが受け、学生らの利用者の掘り起こしにつながったという。近隣の商業施設など中心街のにぎわい創出への相乗効果にも期待がかかる。
 複合再開発ビル「エムキャンパス」がグランドオープンした昨年11月27日に開館した。2フロアはテーマ別のゾーンやスペースがあり、蔵書は約6万冊。従来と異なる「テーマ配架」も特徴。個人席のほか、ボックス席やグループ席など520の閲覧席の多くはインターネット予約もできる。
 ふた付き飲料なら持ち込み可でカフェも併設した。吹き抜けの中央ステップで開いた行事は講演会や演奏会、趣味のイベントなど多数。「会話もOK」という図書館らしく、マイクや楽器の音などが響き渡ることは珍しくない。
 図書館によると、1日当たり来館者数は1800人を超える。貸出券の新規登録は10カ月で9000件に迫り、中央図書館や向山と大清水の3館を合わせた年約5000件を大幅に上回る。貸出点数39万冊も他館を大きく上回るという。
 佐野真司館長補佐によると「高校生や大学生の新規登録が目立つ。制約の緩さなどで間口が広がった。声や音を気にする人もいるが最終的に理解は得られた。図書館を使わなかった人を掘り起こせたのでは」と話す。
 民間から初代館長に登用された種田(おいだ)澪館長は「平日の夜に通う市外の会社員、大人に混ざって行事に参加する高校生など個々の使い方を楽しんでいる。空き時間に立ち寄れる身近な存在になりたい」とメッセージを送る。
【加藤広宣】

10カ月で来館50万人を超えた「まちなか図書館」=豊橋市駅前大通2で
10カ月で来館50万人を超えた「まちなか図書館」=豊橋市駅前大通2で
館内イベントも呼び物になった
館内イベントも呼び物になった

カテゴリー:社会・経済

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