豊橋で日本拳法東三河大会

　日本拳法東三河連盟は９日、豊橋市今橋町の市武道館で「第35回日本拳法東三河大会」を開催した。東愛知新聞社など後援。
　例年、日本拳法を通じて、スポーツの振興や拳法技術の鍛錬と人格の向上などを目的に開かれている。今年は子どもから大人まで１３４人が出場した。新型コロナウイルスの感染症対策で午前と午後に分かれて開いた。
　試合は３本勝負のトーナメント戦。時間は少年の部は１分半、高校生と成人が２分。決勝戦と３位決定戦に限り、時間内に勝敗が決まらない場合は時間無制限の１本勝負。
　開催式では、連盟の山本明彦会長や浅井由崇市長らが出場選手に「全力で頑張ってください」とあいさつした。
　試合が始まると選手らは、声を張り上げて互いをけん制しながら、日頃の稽古の成果を披露した。技が入った選手に審判員が「一本」と伝えると、観戦する保護者が大きな拍手をした。
　大会実行委員長の川原元則さんは「選手の元気な声を聞けてうれしい」と話した。【林大二朗】