豊川で「小坂井文化友の会」が芸能祭

　豊川市の小坂井文化会館フロイデンホールで９日、「小坂井文化友の会　芸能祭」が開かれた。文化芸能活動に励む会員らが、日頃の稽古の成果を披露した。
　小坂井文化協会を前身とする会。一昨年は新型コロナウイルス禍で中止したが、これまで毎年芸能祭を開いている。今回は歌謡や舞踊、フラダンスや社交ダンスなど１１８演目がステージで発表された。
　出演者は子どもから年配まで幅広く、華やかな衣装を身につけて堂々とパフォーマンス。中には90代で出演した人もおり、年齢を感じさせない朗々とした歌声を披露して会場から盛大な拍手を受けていた。「いろいろなサークルの年に1度の発表の場。今年は遠方から応援に駆けつけた人も多く、昨年以上のにぎわいになった。コロナ禍の中、元気を出してもらいたい」と役員らは話していた。【田中博子】