豊橋まつりの新企画「とよはしスポーツ博」に北澤豪さん
サッカーの元日本代表で「日本障がい者サッカー連盟」会長の北澤豪さんが15日、豊橋市陸上競技場であった豊橋まつりの新企画「とよはしスポーツ博」でトークショーに参加した。トーク後には松葉杖で行うアンプティサッカーのデモンストレーションもあった。
北澤さんは読売ジュニアユースから修徳高校を経て実業団の本多技研工業で活躍、日本リーグ得点王にも輝いた。1993年のJリーグ元年からベルディ川崎(現東京ベルディ)で、ラモス瑠偉さんや三浦知良選手(鈴鹿ポイントゲッターズ)らと黄金期を支えた。
この日は現役時の思い出から、アンプティサッカーとの出合いや障害者競技の将来像などについて語った。
アンプティサッカーとの出会いは2002年の日韓ワールドカップ。本大会と同年に国内で開催され、アドバイザーとなったのが始まりだったと振り返った。
ほか、ブラインドサッカーなど障害者競技に広くかかわるようになった北澤さん。原点は「若い頃から憧れだった海外では、スポーツと地域づくりが密接な関係にあり、勝負ばかりに焦点が集まる日本との文化の違いを感じた」と明かした。
トークではアンプティサッカーを紹介に来た「ガネーシャ静岡」の後藤大輝選手も交えて競技の特徴なども紹介。
北澤さんは「高齢化などが進み、すべての人に優しいユニバーサルデザインの目線で地域をつくる必要がある。障害者スポーツも異なる立場の人をつなぐコミュニケーションになる」と普及や理解の必要性を訴えた。【加藤広宣】
サッカーの元日本代表で「日本障がい者サッカー連盟」会長の北澤豪さんが15日、豊橋市陸上競技場であった豊橋まつりの新企画「とよはしスポーツ博」でトークショーに参加した。トーク後には松葉杖で行うアンプティサッカーのデモンストレーションもあった。
北澤さんは読売ジュニアユースから修徳高校を経て実業団の本多技研工業で活躍、日本リーグ得点王にも輝いた。1993年のJリーグ元年からベルディ川崎(現東京ベルディ)で、ラモス瑠偉さんや三浦知良選手(鈴鹿ポイントゲッターズ)らと黄金期を支えた。
この日は現役時の思い出から、アンプティサッカーとの出合いや障害者競技の将来像などについて語った。
アンプティサッカーとの出会いは2002年の日韓ワールドカップ。本大会と同年に国内で開催され、アドバイザーとなったのが始まりだったと振り返った。
ほか、ブラインドサッカーなど障害者競技に広くかかわるようになった北澤さん。原点は「若い頃から憧れだった海外では、スポーツと地域づくりが密接な関係にあり、勝負ばかりに焦点が集まる日本との文化の違いを感じた」と明かした。
トークではアンプティサッカーを紹介に来た「ガネーシャ静岡」の後藤大輝選手も交えて競技の特徴なども紹介。
北澤さんは「高齢化などが進み、すべての人に優しいユニバーサルデザインの目線で地域をつくる必要がある。障害者スポーツも異なる立場の人をつなぐコミュニケーションになる」と普及や理解の必要性を訴えた。【加藤広宣】