22、23日に豊橋プラットで「劇団M.M.C」公演

　「劇団Ｍ．Ｍ．Ｃ」によるロックミュージカル「ロミオ＆ジュリエット　復活篇」が22、23の両日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」で開かれる。7月に予定していたが、上演直前にキャストの一部に新型コロナウイルス陽性者が出たため舞台を延期していた。出演者らは延びた分も練習を重ね、本番に備えている。
　サンライズコーポレーション主催、東愛知新聞社など後援。「ロミオ＆ジュリエット　復活篇」は、シェイクスピアの代表作「ロミオ＆ジュリエット」を原作に、全32曲の歌やダンス曲で構成するハッピーエンドのオリジナルミュージカル。市民参加作品として一般からキャストやスタッフも公募し、幅広い世代の有志が集まった。
　練習場所は豊川市の「こざかい葵風館」や豊橋市吉田方地区市民館など。今月に入って衣装を合わせ、通し稽古をこなしている。
　昨年、同劇団が上演したオリジナルミュージカル「星の王子様」も、何度も延期を重ねる憂き目にあった。再びの延期に、当初は演者らも残念がったが、劇団代表で演出も担当する天野まりさんらは「余分に練習する時間をいただいた」と前向きな意見でみんなを鼓舞した。
　本番を控え、稽古に余念がない出演者たち。より良い舞台を提供しようと意見を出し合い、体を動かして当日に向けて調整している。
　開演時間は22日が午後6時、23日が午後1時。開場はそれぞれ30分前。S席はソールドアウト、A席4500円、B席3000円（いずれも全席指定）は若干席に余裕あり。チケット販売、問い合わせは劇団M.M.C豊橋支部（亀田さん、０８０・５１３８・０７９０）またはプラットチケットセンター（０５３２・３９・３０９０）へ。【田中博子】