文字の大きさ

豊橋市図書館110周年でトークイベント

「いつかはアニメ化」と目標を掲げる雨森さん=豊橋市中央図書館で
「いつかはアニメ化」と目標を掲げる雨森さん=豊橋市中央図書館で
好奇心のアンテナの大切さを語る佐野さん
好奇心のアンテナの大切さを語る佐野さん

雨森さん、佐野さんを迎え

 豊橋市図書館の開館110周年を記念するトークイベントが22日、中央図書館であった。ともに豊橋市出身で、ライトノベル作家の雨森たきびさんと、四こま漫画家の佐野妙さんが図書館での思い出や創作活動へ取り組む姿勢などを語った。

 雨森さんは「負けヒロインが多すぎる!」(小学館ガガガ文庫)、佐野さんは「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」(竹書房)で知られる。互いにSNSでトークしたいとの思いを図書館がつないで実現。顔合わせの際に小中学校の同級生だと判明した。2人は当時を懐かしみ、豊橋への愛着を交えてながら語り合った。
 作品のキャラクター作りについて、「頭の中で何度もシミュレーションするように作り込む」という雨森さんに対し、佐野さんは「出来事や場面に人物を合わせる」と異なる考え方を披露。
 場面の描写についてはともに日常的な感覚を重視する点で一致。佐野さんは日常のリアリティーを軽い感覚で描き、雨森さんは人間観察から身近な人の何気ないしぐさなども「ネタ」にしている点を紹介した。
 この日は地元の中高生や愛読者の他、関東など県外からもファンが多数詰めかけた。
 「質問タイム」では中高生からデビューの経緯や目標などについて尋ねられた。佐野さんは「デビューは『運』が大きいが、数多く打つ備えと好奇心のアンテナを張ることが肝心」と助言。雨森さんは「ラノベ作家としてはアニメ化が目標」と語った。
【加藤広宣】

雨森さん、佐野さんを迎え

 豊橋市図書館の開館110周年を記念するトークイベントが22日、中央図書館であった。ともに豊橋市出身で、ライトノベル作家の雨森たきびさんと、四こま漫画家の佐野妙さんが図書館での思い出や創作活動へ取り組む姿勢などを語った。

 雨森さんは「負けヒロインが多すぎる!」(小学館ガガガ文庫)、佐野さんは「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」(竹書房)で知られる。互いにSNSでトークしたいとの思いを図書館がつないで実現。顔合わせの際に小中学校の同級生だと判明した。2人は当時を懐かしみ、豊橋への愛着を交えてながら語り合った。
 作品のキャラクター作りについて、「頭の中で何度もシミュレーションするように作り込む」という雨森さんに対し、佐野さんは「出来事や場面に人物を合わせる」と異なる考え方を披露。
 場面の描写についてはともに日常的な感覚を重視する点で一致。佐野さんは日常のリアリティーを軽い感覚で描き、雨森さんは人間観察から身近な人の何気ないしぐさなども「ネタ」にしている点を紹介した。
 この日は地元の中高生や愛読者の他、関東など県外からもファンが多数詰めかけた。
 「質問タイム」では中高生からデビューの経緯や目標などについて尋ねられた。佐野さんは「デビューは『運』が大きいが、数多く打つ備えと好奇心のアンテナを張ることが肝心」と助言。雨森さんは「ラノベ作家としてはアニメ化が目標」と語った。
【加藤広宣】

「いつかはアニメ化」と目標を掲げる雨森さん=豊橋市中央図書館で
「いつかはアニメ化」と目標を掲げる雨森さん=豊橋市中央図書館で
好奇心のアンテナの大切さを語る佐野さん
好奇心のアンテナの大切さを語る佐野さん

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR