長篠設楽原の戦い武田軍陣地跡に「のぼり旗」
新城市鳳来中部地域自治区は10月31日、長篠城跡周辺にある長篠設楽原の戦い武田軍陣地跡3カ所に高さ約5㍍の大きなのぼり旗を設置した。2024年9月末まで掲げる。
来年に放映されるNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて観光客を呼び込もうと企画。1575年の戦いで、武田勝頼が張った医王寺山本陣跡(長篠)、馬場信春の大通寺山陣地跡(同)、宇連川の対岸にある武田信実陣地の鳶ヶ巣山砦跡(乗本)に旗を置くことにした。
旗はナイロン製で高さ4・7㍍、幅70㌢。武将の旗印を印刷したほか、陣地名は長篠在住の若手書道家、潤(うるい)玲鳳さんが揮ごうした文字を採用した。
この日は市の鳳来中部自治振興事務所職員と市観光協会職員が各所で設置した。
鳳来中部地域自治区はこれまで2019~20年度に地元住民向けのボランティアガイド養成、20年度にレンタサイクルを導入している。
ドラマは来年1年間の放映だが、旗はその半年後まで掲げる。振興事務所は「3カ所とも長篠城址史跡保存館などから見られます。戦いで窮地に追い込まれた城の様子を感じてもらえれば」と話している。
長篠設楽原の戦いは長篠城をめぐって織田・徳川軍の火縄銃と、武田騎馬団が激突した。織田信長や徳川家康の陣地は設楽原の古戦場近くにある東郷地区にある。
また門谷には生母於大の方が祈願に訪れた鳳来寺、家康像を納める鳳来山東照宮と、ゆかりの地がある。
【安藤聡】
新城市鳳来中部地域自治区は10月31日、長篠城跡周辺にある長篠設楽原の戦い武田軍陣地跡3カ所に高さ約5㍍の大きなのぼり旗を設置した。2024年9月末まで掲げる。
来年に放映されるNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて観光客を呼び込もうと企画。1575年の戦いで、武田勝頼が張った医王寺山本陣跡(長篠)、馬場信春の大通寺山陣地跡(同)、宇連川の対岸にある武田信実陣地の鳶ヶ巣山砦跡(乗本)に旗を置くことにした。
旗はナイロン製で高さ4・7㍍、幅70㌢。武将の旗印を印刷したほか、陣地名は長篠在住の若手書道家、潤(うるい)玲鳳さんが揮ごうした文字を採用した。
この日は市の鳳来中部自治振興事務所職員と市観光協会職員が各所で設置した。
鳳来中部地域自治区はこれまで2019~20年度に地元住民向けのボランティアガイド養成、20年度にレンタサイクルを導入している。
ドラマは来年1年間の放映だが、旗はその半年後まで掲げる。振興事務所は「3カ所とも長篠城址史跡保存館などから見られます。戦いで窮地に追い込まれた城の様子を感じてもらえれば」と話している。
長篠設楽原の戦いは長篠城をめぐって織田・徳川軍の火縄銃と、武田騎馬団が激突した。織田信長や徳川家康の陣地は設楽原の古戦場近くにある東郷地区にある。
また門谷には生母於大の方が祈願に訪れた鳳来寺、家康像を納める鳳来山東照宮と、ゆかりの地がある。
【安藤聡】