豊橋時習館高の同窓会が奨学金事業をスタート
昨年創設された一般財団法人「時習館同窓会教育基金」(安形哲夫理事長)は16日、初年度事業の一つとして奨学金事業をスタートさせた。県立時習館高校の在校生3人に年間各24万円の支給を決めた。
同窓会が昨年10月に設立した。英国、ドイツ、マレーシアの姉妹校との海外交流などを支援している。卒業25年目と50年目を迎える同窓会メンバーやPTAからの寄付を大きな助けとしている。基金は支援の受け手をはっきりさせ、基盤を作りたいとの思いから設立した。将来は公益財団法人化を掲げている。
基金は今後も奨学金事業を続ける。海外研修事業、海外留学、大学進学などを支援していく。海外留学生は日本全体で留学生を増やすため、他校の卒業生や在校生も広く支援していく方針。予算は全体で年間約1000万円を見込む。
安形理事長は、留学費用が年々高額になっていることから一般家庭だけで支えることは難しいと指摘。重要な海外留学のため「実績を重ねて基盤を作り、篤志家から支援を募って好循環を作りたい」と語った。
基金は有志からの寄付や、支援を求める若者を募っている。問い合わせは同窓会(0533・85・1110、トヨテック内)かホームページ=QRコード=へ。【岸侑輝】
昨年創設された一般財団法人「時習館同窓会教育基金」(安形哲夫理事長)は16日、初年度事業の一つとして奨学金事業をスタートさせた。県立時習館高校の在校生3人に年間各24万円の支給を決めた。
同窓会が昨年10月に設立した。英国、ドイツ、マレーシアの姉妹校との海外交流などを支援している。卒業25年目と50年目を迎える同窓会メンバーやPTAからの寄付を大きな助けとしている。基金は支援の受け手をはっきりさせ、基盤を作りたいとの思いから設立した。将来は公益財団法人化を掲げている。
基金は今後も奨学金事業を続ける。海外研修事業、海外留学、大学進学などを支援していく。海外留学生は日本全体で留学生を増やすため、他校の卒業生や在校生も広く支援していく方針。予算は全体で年間約1000万円を見込む。
安形理事長は、留学費用が年々高額になっていることから一般家庭だけで支えることは難しいと指摘。重要な海外留学のため「実績を重ねて基盤を作り、篤志家から支援を募って好循環を作りたい」と語った。
基金は有志からの寄付や、支援を求める若者を募っている。問い合わせは同窓会(0533・85・1110、トヨテック内)かホームページ=QRコード=へ。【岸侑輝】