蒲郡北部小児童が「清田の大クス」のモザイクアート
ペットボトルキャップ3500個使い挑戦
蒲郡市立北部小学校2年生児童48人が、ペットボトルキャップ約3500個を使い、清田町にある国指定天然記念物「清田の大クス」を題材にしたモザイクアート作り取り組み、15日に完成した。
9月頃、地元の魅力を知る授業の一環で、学校近くの大クスを訪ねて勉強した。その際、保全活動に取り組む愛好会メンバーから、長年にわたり大切にされてきたことを知った。
児童は、大クスをこれからも大切に守っていきたいと思い、多くの人に保護を呼び掛ける方法を考えた。そして2年生担当の加藤千春教諭が、児童全員が協力し、一つの作品として発信することを提案した。以前にペットボトルキャップを使った図工の経験を生かせるモザイクアートを制作することになった。
ペットボトルキャップは同校と交流がある大塚町のプラスチック加工会社「ビッグ合成樹脂」に提供を依頼した。杉浦光行社長は快く快諾し、提供した。
大クスにハートを添えたデザイン。学習の中で、幹の形がハートに見えたことから取り入れた。
10月頃から縦180㌢、横270㌢の形を作った。児童はデザインを書いた設計図を見ながら、緑や茶などの色とりどりのキャップを形にはめこんだ。
学級委員長の新道悠乃さんは「自分たちの作品を見てもらいたい」と笑顔で話した。加藤教諭は「子どもたちが大クスのことを勉強し、自分たちで何かをしたいと思ったことをうれしく思います」と話した。
作品は学校に展示し、写真を撮って大クス付近に看板として掲示する予定。
【林大二朗】
ペットボトルキャップ3500個使い挑戦
蒲郡市立北部小学校2年生児童48人が、ペットボトルキャップ約3500個を使い、清田町にある国指定天然記念物「清田の大クス」を題材にしたモザイクアート作り取り組み、15日に完成した。
9月頃、地元の魅力を知る授業の一環で、学校近くの大クスを訪ねて勉強した。その際、保全活動に取り組む愛好会メンバーから、長年にわたり大切にされてきたことを知った。
児童は、大クスをこれからも大切に守っていきたいと思い、多くの人に保護を呼び掛ける方法を考えた。そして2年生担当の加藤千春教諭が、児童全員が協力し、一つの作品として発信することを提案した。以前にペットボトルキャップを使った図工の経験を生かせるモザイクアートを制作することになった。
ペットボトルキャップは同校と交流がある大塚町のプラスチック加工会社「ビッグ合成樹脂」に提供を依頼した。杉浦光行社長は快く快諾し、提供した。
大クスにハートを添えたデザイン。学習の中で、幹の形がハートに見えたことから取り入れた。
10月頃から縦180㌢、横270㌢の形を作った。児童はデザインを書いた設計図を見ながら、緑や茶などの色とりどりのキャップを形にはめこんだ。
学級委員長の新道悠乃さんは「自分たちの作品を見てもらいたい」と笑顔で話した。加藤教諭は「子どもたちが大クスのことを勉強し、自分たちで何かをしたいと思ったことをうれしく思います」と話した。
作品は学校に展示し、写真を撮って大クス付近に看板として掲示する予定。
【林大二朗】