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インドネシアのバトゥ市から田原へ初訪問

前列左から3人目が山下市長、4人目がザディムさん=田原市役所で
前列左から3人目が山下市長、4人目がザディムさん=田原市役所で
イチゴのほ場を見学するザディムさん㊨=マーコで
イチゴのほ場を見学するザディムさん㊨=マーコで
ミニトマトを選別する実習生と
ミニトマトを選別する実習生と

農業の機械化など発展へ視察

 田原市保美町のNPO法人「ウイズ」は5~7日、インドネシア・バトゥ市の地域秘書ザディム・エフィシエンシさんや農業関係者、通訳ら4人を田原市に招き、交流会を開いた。バトゥ市から田原市への訪問は初。
 ジャワ島東ジャワ州にある。ウイズは田原市の施設園芸農家やインドネシア現地法人の「フルサト財団」と協力し、トレーニング農場を現地の市郊外に開設、日本で農業技能実習を受けた実習生や現地農業の技術支援などをしている。
 6日は保美町の施設園芸業「マーコ」を視察。トマトや菊、イチゴのほ場を見学した。
 案内するマーコの福田督さんに、ザディムさんは母国では米を筆頭にトウモロコシや大豆などが作られているとして「多くの農作業が手作業で進められており、機械化が当面の課題」と語った。「イチゴも栽培しているが、新鮮な状態で長距離を運ぶのが難しく、観光客を相手に市内で食べてもらうのが中心」と明かした。
 保美町にある約2000平方㍍のイチゴのほ場では、センサーを使った自動的な温度管理や水やり、ヒーターの排ガスから二酸化炭素を取り出してイチゴに与える仕組みを見た。ザディムさんらは「土はどのぐらいで替えているのか」などと矢継ぎ早に質問した。マーコで働くインドネシア国籍の実習生ともあいさつした。
 県立渥美農業高校で生徒と交流した後、田原市役所に山下政良市長を訪ねた。一行を歓迎した山下市長は、市内に約200人のインドネシア国籍実習生がいるとして「産業発展のヒントとしてぜひ役立ててもらいたい」と話した。
 ザディムさんはバトゥ市長が来られなかったことをわび、交流の機会を持てたことに感謝して「次は市長が直接お会いできるようにしたい」と語った。インドネシアの地理や文化、歴史について解説し「産業というテーマで両市の交流がさらに発展することを願っている。日本から多くのことを学びたい」と話した。
 7日は「渥美フーズ」や「田原福祉グローバル専門学校」、「イノチオファーム豊橋」などを視察した。
【岸侑輝】

農業の機械化など発展へ視察

 田原市保美町のNPO法人「ウイズ」は5~7日、インドネシア・バトゥ市の地域秘書ザディム・エフィシエンシさんや農業関係者、通訳ら4人を田原市に招き、交流会を開いた。バトゥ市から田原市への訪問は初。
 ジャワ島東ジャワ州にある。ウイズは田原市の施設園芸農家やインドネシア現地法人の「フルサト財団」と協力し、トレーニング農場を現地の市郊外に開設、日本で農業技能実習を受けた実習生や現地農業の技術支援などをしている。
 6日は保美町の施設園芸業「マーコ」を視察。トマトや菊、イチゴのほ場を見学した。
 案内するマーコの福田督さんに、ザディムさんは母国では米を筆頭にトウモロコシや大豆などが作られているとして「多くの農作業が手作業で進められており、機械化が当面の課題」と語った。「イチゴも栽培しているが、新鮮な状態で長距離を運ぶのが難しく、観光客を相手に市内で食べてもらうのが中心」と明かした。
 保美町にある約2000平方㍍のイチゴのほ場では、センサーを使った自動的な温度管理や水やり、ヒーターの排ガスから二酸化炭素を取り出してイチゴに与える仕組みを見た。ザディムさんらは「土はどのぐらいで替えているのか」などと矢継ぎ早に質問した。マーコで働くインドネシア国籍の実習生ともあいさつした。
 県立渥美農業高校で生徒と交流した後、田原市役所に山下政良市長を訪ねた。一行を歓迎した山下市長は、市内に約200人のインドネシア国籍実習生がいるとして「産業発展のヒントとしてぜひ役立ててもらいたい」と話した。
 ザディムさんはバトゥ市長が来られなかったことをわび、交流の機会を持てたことに感謝して「次は市長が直接お会いできるようにしたい」と語った。インドネシアの地理や文化、歴史について解説し「産業というテーマで両市の交流がさらに発展することを願っている。日本から多くのことを学びたい」と話した。
 7日は「渥美フーズ」や「田原福祉グローバル専門学校」、「イノチオファーム豊橋」などを視察した。
【岸侑輝】

前列左から3人目が山下市長、4人目がザディムさん=田原市役所で
前列左から3人目が山下市長、4人目がザディムさん=田原市役所で
イチゴのほ場を見学するザディムさん㊨=マーコで
イチゴのほ場を見学するザディムさん㊨=マーコで
ミニトマトを選別する実習生と
ミニトマトを選別する実習生と

カテゴリー:社会・経済

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