ヤクルトの小川投手 古里・田原で野球教室

　田原市出身でプロ野球ヤクルトの投手小川泰弘さんにちなんだ野球大会「第６回ライアン小川杯」と、小川さんらが指導する野球教室が18日、同市小塩津町の渥美運動公園であった。市内の10チームの小学生計約２００人や小川さんの後援会員が集まった。
　大会では子どもたちがプレーに汗を流した。リーグ・トーナメント方式で野田スポーツ少年団が優勝、神戸スポーツ少年団が準優勝だった。
　その後の野球教室で、各チームの投手を小川さんが指導した。キャッチボールは相手の胸元を狙って投げること、軸足でしっかり立つこと、グラブを相手に向けて自分の胸元に戻すように投げること、などとアドバイスした。
　小川さんは子どもたちに「夢を持つことの大切さを知ってほしい」と話した。自身も小学生の頃に渥美運動公園でプロ選手に褒められた経験があるという。「こうして交流することで、子どもたちに思い出ができて、感じるものがあればうれしい」と語った。
【岸侑輝】