豊川稲荷が寺独特のカップうどん1月1日発売

　豊川稲荷は、カップうどん「精進味噌煮込みうどん」と「禅カレーうどん」を１月１日に発売する。
　豊川市小坂井町の製麺会社「山本製粉」の協力で開発。肉や魚を使わないよう工夫した。稲荷の精進料理でみそ汁の人気が高いことから「みそ煮込み」と、仏教の発祥の地がインドであることから「カレー」の２種類を作った。
　稲荷にちなみ、ともに油揚げ入り。みそ煮込みは、寺で精進料理に出すみそ汁風の味付け。カレーうどんは、あっさりとした味わいが堪能できる。
　住職の福山憲隆さん（45）は「参拝客の皆さんに買っていただける豊川稲荷独自の土産になればと初めて開発しました。ふたの裏面に精進料理の説明があるので、湯を入れてからできるまでの時間に読んで心も豊かになって」と話す。
　５００円（税込み）。境内のほか、豊川市観光案内所などで販売する。問い合わせは豊川稲荷（０５３３・85・２０３０）へ。
【竹下貴信】