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藤城建設が豊橋の立花町に本社移転へ

開会前に関係者で記念撮影=ホテルアソシア豊橋で
開会前に関係者で記念撮影=ホテルアソシア豊橋で
新社屋(提供)
新社屋(提供)

 藤城建設が本社を豊橋市立花町に移転することになり21日、「ホテルアソシア豊橋」で御披露目会が開かれた。
 1910年に初代社長の藤城種吉氏が創業。48年に株式会社化し、65年に同市花田町中ノ坪に現社屋を建設した。戦前から多くの公共工事を手掛け、特にその実績から「橋梁(きょうりょう)の藤城」という異名を取ったという。また、台風被害の復旧なども数多く手掛けた。現在は国の事業「国道23号バイパス」「設楽ダム」などにも関わっている。
 だが、現社屋が老朽化し、耐震設計になっていないことから対応を検討していた。さらに、現在の場所では震災時の事業継続性に疑問があることから、地盤が強固で浸水被害にも強いエリアを探していた。旧ビルは今後取り壊す。
 立花新社屋は、1200平方㍍の敷地にある2階建て延べ約990平方㍍。約70人の社員が働く。太陽光発電装置や蓄電池、急速充電器を整備し、災害にも強い社屋とする。
 この日は午前中に関係者に新社屋を案内した後、ホテルで御披露目会。100人以上の出席者で記念撮影の後、同社の112年の歴史と手掛けた工事の数々、歴代社長を映像で紹介した。
 藤城匡昭社長は会社の歴史を振り返りながら、会社がここまで来たのは「地域と協力会社の皆様のおかげ。これからも安全第一でともに成長したい」と述べた。
 衆院議員の根本幸典氏と山本左近氏、参院議員の神谷政幸氏らから祝いの言葉が贈られた。また豊橋市選出の県議や市議が来賓として出席した。
【山田一晶】

 藤城建設が本社を豊橋市立花町に移転することになり21日、「ホテルアソシア豊橋」で御披露目会が開かれた。
 1910年に初代社長の藤城種吉氏が創業。48年に株式会社化し、65年に同市花田町中ノ坪に現社屋を建設した。戦前から多くの公共工事を手掛け、特にその実績から「橋梁(きょうりょう)の藤城」という異名を取ったという。また、台風被害の復旧なども数多く手掛けた。現在は国の事業「国道23号バイパス」「設楽ダム」などにも関わっている。
 だが、現社屋が老朽化し、耐震設計になっていないことから対応を検討していた。さらに、現在の場所では震災時の事業継続性に疑問があることから、地盤が強固で浸水被害にも強いエリアを探していた。旧ビルは今後取り壊す。
 立花新社屋は、1200平方㍍の敷地にある2階建て延べ約990平方㍍。約70人の社員が働く。太陽光発電装置や蓄電池、急速充電器を整備し、災害にも強い社屋とする。
 この日は午前中に関係者に新社屋を案内した後、ホテルで御披露目会。100人以上の出席者で記念撮影の後、同社の112年の歴史と手掛けた工事の数々、歴代社長を映像で紹介した。
 藤城匡昭社長は会社の歴史を振り返りながら、会社がここまで来たのは「地域と協力会社の皆様のおかげ。これからも安全第一でともに成長したい」と述べた。
 衆院議員の根本幸典氏と山本左近氏、参院議員の神谷政幸氏らから祝いの言葉が贈られた。また豊橋市選出の県議や市議が来賓として出席した。
【山田一晶】

開会前に関係者で記念撮影=ホテルアソシア豊橋で
開会前に関係者で記念撮影=ホテルアソシア豊橋で
新社屋(提供)
新社屋(提供)

カテゴリー:社会・経済

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