蒲郡・三谷温泉で「ととのう温泉美術館」開幕
蒲郡市の温泉郷「三谷温泉」の5カ所の旅館で21日、現代アート作家44人とコラボレーションした芸術祭「ととのう温泉美術館」が開幕した。2月19日まで。サウナブームで心身のリラックスを指す「ととのう」がキーワード。
三谷温泉は明治時代から名古屋の奥座敷の保養地として栄えた。高度経済成長期には大都市圏からの団体客が多く訪れ、にぎわいを見せた。現在は新型コロナウイルスの影響などで厳しい状況が続く。
会場は「ホテル明山荘」「平野屋」「ひがきホテル」「松風園」「ホテル三河海陽閣」。旅館で過ごす時間とアート鑑賞の時間の「非日常」を組み合わせた芸術祭を企画した。感性を刺激し、多くの人に再び足を運んでもらうことが狙いだ。
作家は漫画家で蒲郡出身の大橋裕之さんをはじめ、県内外や米国、台湾などから集まった。旅館の魅力的な客室や通路などを使い、体験型の作品や感性を解きほぐしてくれるような作品を展示した。
また、午後5時の時報を知らせる演奏会など多種多様な分野のアートが鑑賞できる美術館にしている。
芸術監督の武藤勇さんは「温泉に入るような感覚のアートを目指してきました」と話した。
時間は午前11時から午後5時まで。火~木曜日は休館。チケットは2000円(小学生以下無料)で、5旅館のうち1カ所で使える日帰り温泉入浴券が付く。
【林大二朗】
蒲郡市の温泉郷「三谷温泉」の5カ所の旅館で21日、現代アート作家44人とコラボレーションした芸術祭「ととのう温泉美術館」が開幕した。2月19日まで。サウナブームで心身のリラックスを指す「ととのう」がキーワード。
三谷温泉は明治時代から名古屋の奥座敷の保養地として栄えた。高度経済成長期には大都市圏からの団体客が多く訪れ、にぎわいを見せた。現在は新型コロナウイルスの影響などで厳しい状況が続く。
会場は「ホテル明山荘」「平野屋」「ひがきホテル」「松風園」「ホテル三河海陽閣」。旅館で過ごす時間とアート鑑賞の時間の「非日常」を組み合わせた芸術祭を企画した。感性を刺激し、多くの人に再び足を運んでもらうことが狙いだ。
作家は漫画家で蒲郡出身の大橋裕之さんをはじめ、県内外や米国、台湾などから集まった。旅館の魅力的な客室や通路などを使い、体験型の作品や感性を解きほぐしてくれるような作品を展示した。
また、午後5時の時報を知らせる演奏会など多種多様な分野のアートが鑑賞できる美術館にしている。
芸術監督の武藤勇さんは「温泉に入るような感覚のアートを目指してきました」と話した。
時間は午前11時から午後5時まで。火~木曜日は休館。チケットは2000円(小学生以下無料)で、5旅館のうち1カ所で使える日帰り温泉入浴券が付く。
【林大二朗】