文字の大きさ

豊橋鬼祭の面づくりに挑戦 八町小5年生たち

竹とんぼ会メンバーに教わりながら鬼面や天狗面を作る児童=八町小学校で
竹とんぼ会メンバーに教わりながら鬼面や天狗面を作る児童=八町小学校で
豊橋鬼祭の面づくりに挑戦 八町小5年生たち

 10~11日に開かれる「豊橋鬼祭」を前に6日、市立八町小学校で5年生を対象にした「鬼祭のお面づくり~豊橋張り子面の伝統技術に触れよう」が開かれた。5年生50人が個性あふれる鬼面、天狗(てんぐ)面を完成させた。
 面づくりを通して、国重要無形民俗文化財に指定されている地元の鬼祭について理解を深めるとともに、伝統技法の継承に尽力するボランティアの思いに触れ、児童の伝統文化の継承者としての意欲づけを図る。10日には祭りの見学も予定している。
 郷土玩具の研究や収集、普及、豊橋張り子面の復興や啓発に努める「豊橋竹とんぼ会」から今泉利雄会長ら4人を招き、1月から3回にわたって製作を学んできた。初日は鬼または天狗を選んで粘土で型を作って和紙を貼り、2日目は思い思いに着色、最終日のこの日はニス塗りなどをして完成させた。竹とんぼ会の持参した見本を見ながらも、それぞれが自由な発想でオリジナルの面を作り上げた。
 天狗面を作った鈴木蒼惟さんは「おじいちゃんの家が飽海で天狗を担当しているので、天狗を作った。本物に近づくようオレンジ色で塗った。鼻も口も作るのが難しかった」と話し、青鬼面を作った熊崎晴仁さんは「10日の岩戸舞に笛で参加する。よく見えるよう形をや色塗りを工夫した」と語った。また浜野桜衣さんは「粘土で型を作るのが難しかった。祭りに一度も行ったことがないので当日が楽しみ」と笑った。
 完成した面は来年度の「子ども造形パラダイス」への出品や、同校150周年の催しにちなんだ展示を検討中。同校では来年度以降も面作り体験をしたいとしている。
【田中博子】

 10~11日に開かれる「豊橋鬼祭」を前に6日、市立八町小学校で5年生を対象にした「鬼祭のお面づくり~豊橋張り子面の伝統技術に触れよう」が開かれた。5年生50人が個性あふれる鬼面、天狗(てんぐ)面を完成させた。
 面づくりを通して、国重要無形民俗文化財に指定されている地元の鬼祭について理解を深めるとともに、伝統技法の継承に尽力するボランティアの思いに触れ、児童の伝統文化の継承者としての意欲づけを図る。10日には祭りの見学も予定している。
 郷土玩具の研究や収集、普及、豊橋張り子面の復興や啓発に努める「豊橋竹とんぼ会」から今泉利雄会長ら4人を招き、1月から3回にわたって製作を学んできた。初日は鬼または天狗を選んで粘土で型を作って和紙を貼り、2日目は思い思いに着色、最終日のこの日はニス塗りなどをして完成させた。竹とんぼ会の持参した見本を見ながらも、それぞれが自由な発想でオリジナルの面を作り上げた。
 天狗面を作った鈴木蒼惟さんは「おじいちゃんの家が飽海で天狗を担当しているので、天狗を作った。本物に近づくようオレンジ色で塗った。鼻も口も作るのが難しかった」と話し、青鬼面を作った熊崎晴仁さんは「10日の岩戸舞に笛で参加する。よく見えるよう形をや色塗りを工夫した」と語った。また浜野桜衣さんは「粘土で型を作るのが難しかった。祭りに一度も行ったことがないので当日が楽しみ」と笑った。
 完成した面は来年度の「子ども造形パラダイス」への出品や、同校150周年の催しにちなんだ展示を検討中。同校では来年度以降も面作り体験をしたいとしている。
【田中博子】

竹とんぼ会メンバーに教わりながら鬼面や天狗面を作る児童=八町小学校で
竹とんぼ会メンバーに教わりながら鬼面や天狗面を作る児童=八町小学校で
豊橋鬼祭の面づくりに挑戦 八町小5年生たち

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

 PR

PR