豊橋「さわらび会」の外国人向け社員寮 理事長ら完工前の検査

　豊橋市の医療法人「さわらび会」が同市天伯町竜ケ丘に社員寮「レジデンスきぼう」を建てた。22日、山本孝之理事長と山本ゆかり副理事長、職員ら７人が訪れて完工前の検査をした。
　「レジデンスなかま」「レジデンスてらす」に続く三つ目の寮。主に同市野依町の「福祉村病院」に勤める外国人職員が利用する。同市の「花田工務店」が施工した。
　木造２階建て延べ５２４平方㍍。シャワー、トイレ共用で約９平方㍍の単身向け１Ｋが２～３部屋あるシェアルーム。計約17平方㍍の家族入居者向け１ＤＫもある。全体で36人の職員が入居できる。「福祉村病院」までは徒歩７分の距離。イスラム教徒の職員が利用する礼拝室もある。
　山本理事長は部屋を見て回り「入りたい人が殺到しそう」と笑顔。「スタッフのため、快適な生活を安い費用で送れるように整えた。礼拝室もあり、敬けんな人もより利用しやすくなっている」と語った。
　入居は４月１日から。
【岸侑輝】