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ヒョンデモビリティジャパンが新車整備センター

豊橋市内に新設した新車整備センター=三河港神野地区で(いずれも提供)
豊橋市内に新設した新車整備センター=三河港神野地区で(いずれも提供)
主力商品のEV「IONIQ5」
主力商品のEV「IONIQ5」

豊橋の三河港神野地区に新設

 韓国・現代自動車の日本法人「ヒョンデモビリティジャパン」(本社、横浜市西区)は25日、豊橋市の三河港神野地区に新車整備(PDI)センターを新設したと発表した。三河港の自動車輸出入の実績や立地などから進出を決めた。
 新しいPDIセンターは三河港に隣接し、新車の陸揚げから整備や保管までを半径5㌔圏内で賄える。主力商品の「IONIQ5(アイオニックファイブ)」など電気自動車(EV)や水素自動車を扱う。今月15日に神野ふ頭で荷揚げを始めた。
 施設内にはモータープールのほか、EV向け充電プラグなどを備える。今後は輸入台数の増加に合わせて設備も拡充するという。
 三河港への進出について同社は、輸入車ブランドの多くが整備拠点を構える国内有数の自動車港湾で、全国配送にも有利な立地を考慮した。ふ頭の耐震化や輸入車に対する補助など自治体の手厚い支援体制も決め手となったという。
 当面は輸入台数を月40台程度に抑え、品質管理体制を整えたうえで物量増を図る。同社は「新車整備を効率化でき、輸入台数増など安定供給が目指せる」と期待する。
 三河港は昨年の自動車輸入台数が17万4521台、輸入額約7500億円で30年連続の国内日本一。周辺には、フォルクスワーゲングループジャパン本社と整備センターをはじめ、メルセデス・ベンツジャパン、ボルボ・カー・ジャパンなどの新車整備センターが集積している。
【加藤広宣】

豊橋の三河港神野地区に新設

 韓国・現代自動車の日本法人「ヒョンデモビリティジャパン」(本社、横浜市西区)は25日、豊橋市の三河港神野地区に新車整備(PDI)センターを新設したと発表した。三河港の自動車輸出入の実績や立地などから進出を決めた。
 新しいPDIセンターは三河港に隣接し、新車の陸揚げから整備や保管までを半径5㌔圏内で賄える。主力商品の「IONIQ5(アイオニックファイブ)」など電気自動車(EV)や水素自動車を扱う。今月15日に神野ふ頭で荷揚げを始めた。
 施設内にはモータープールのほか、EV向け充電プラグなどを備える。今後は輸入台数の増加に合わせて設備も拡充するという。
 三河港への進出について同社は、輸入車ブランドの多くが整備拠点を構える国内有数の自動車港湾で、全国配送にも有利な立地を考慮した。ふ頭の耐震化や輸入車に対する補助など自治体の手厚い支援体制も決め手となったという。
 当面は輸入台数を月40台程度に抑え、品質管理体制を整えたうえで物量増を図る。同社は「新車整備を効率化でき、輸入台数増など安定供給が目指せる」と期待する。
 三河港は昨年の自動車輸入台数が17万4521台、輸入額約7500億円で30年連続の国内日本一。周辺には、フォルクスワーゲングループジャパン本社と整備センターをはじめ、メルセデス・ベンツジャパン、ボルボ・カー・ジャパンなどの新車整備センターが集積している。
【加藤広宣】

豊橋市内に新設した新車整備センター=三河港神野地区で(いずれも提供)
豊橋市内に新設した新車整備センター=三河港神野地区で(いずれも提供)
主力商品のEV「IONIQ5」
主力商品のEV「IONIQ5」

カテゴリー:社会・経済

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