豊橋少年少女合唱団が定期演奏会

　豊橋少年少女合唱団は29日、豊橋市民文化会館で「第43回定期演奏会」を開いた。団員と演奏会のために集まった「ワンステージメンバー」が澄んだ歌声を会場に響かせた。豊橋文化振興財団共催、東愛知新聞社など後援。
　合唱団は１９７５年創立。田辺菜美子代表の指導で子どもたちが練習を積み、演奏会や各種催しで活躍している。現在は小学２年～中学３年の16人で活動する。
　昨年に続き演奏会のために募った親子を含むワンステージメンバー25人も参加した。１部「歌のアンサンブル」では、団員がカップスを使ったリズム演奏をはじめ、「ふるさと」やアカペラ「夏の思い出」、凧（たこ）を手に歌った「カイト」を披露した。
　２部は昨年の沖縄返還50年にちなみ、ワンステージメンバーと「美らなる島の輝き　沖縄の歌」と題し「島人ぬ宝」「島唄」「平和の鐘」などを三線の演奏とともに歌った。３部では「少年少女のための合唱ミュージカル」として「ブレーメンの音楽隊」を上演。手作り衣装に身を包んだ団員らが見応えある舞台を務め、盛大な拍手を受けていた。
【田中博子】