リンクに巨大な絵を描こう

アクアリーナ豊橋で全国初のイベント

　豊橋スケート協会は７日、豊橋市神野新田町の「アクアリーナ豊橋」でイベント「氷におっきく絵を描こう！」を開いた。シーズン最終日のスケートリンクを使った。全国初という。市内外の親子など約３００人が参加した。
　協会の種田繁人さんは近年、子どもたちが氷に触れる機会が少なくなっていると考え、イベントを企画した。スケートの営業を終え、プールに変わる前に絵描きを通し、氷の面白さや魅力を知ってもらう。
　この日、子どもたちが使ったのは氷にも描ける特殊な絵の具。手袋を着け、リンクの上でカラフルな絵や文字などを自由に描いて楽しんだ。最終的に一つのアート作品として完成した。豊橋ドローンカルチャースクールの中西孝光さんがドローンで参加者全員を記念撮影した。
　市内の中井愛椛さん（６）は「海をイメージした絵が描けて楽しかった」と笑顔。種田さんは「イベントを通じてフィギュアスケートやアイスホッケーなど、リンクを使ったスポーツにも興味を持ってほしい」と話した。
【林大二朗】