鳥居強右衛門役の岡崎さんら招いてトークショー

亀姫役の當真さんも、新城市が６月１１日

　ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」で長篠・設楽原の戦いが放映されるのに向け、新城市は６月11日、城を守るためはりつけにされた足軽の鳥居強右衛門（すねえもん）役の岡崎体育さん、家康の長女亀姫役の當真あみさんを招いたトークショーを新城文化会館で開く。入場無料だがインターネットによる事前申し込みが必要。
　強右衛門は城が武田軍に包囲された夜、岡崎にいる徳川家康に援軍を求めるため城を抜け出した。翌日に城へ戻ろうとした際に捕らえられた。武田勝頼から長篠城に向けて援軍は来ないと伝えれば助命すると言われ、応じるふりをしたものの「援軍は来るぞ」と叫んだため、はりつけにされた。
　亀姫は家康と正妻の駿河御前の間に生まれた。長篠と新城の両城主を務めた奥平信昌の正室。西入船の大善寺に墓がある。
　ドラマで亀姫はすでに登場しており、強右衛門は６月４日から登場する予定という。
　12日は市議会臨時会で関連質疑があり、市観光課は「岡崎さんはツイッターやインスタグラムで多くのフォロワーがいる。発信力ある人なので新城をＰＲする良い機会」と知名度アップに期待を込めた。
　トークショーは大ホールを会場に午後２～３時。ドラマのチーフプロデューサー磯智明さんも招く。定員１２００人。
　事前申し込みは13日～６月１日正午。インターネットの「新城市観光協会」ホームページの専用フォームで。
　問い合わせは新城市観光協会（０５３３・29・０８２９）へ。
【安藤聡】