警備会社が特殊詐欺対策の講座

　警備保障「ＡＬＳＯＫ」豊橋支社は18日、豊橋市東橋良町の地域住民でつくるコミュニティーカフェ「鉄山カフェ」で防犯講座を開いた。特殊詐欺などから身を守る方法を教えた。
　講師は営業部長の坂本晃浩さん。オレオレ詐欺や還付金詐欺の手口を解説し、福島県警の「それうそかも」（相談する・連絡する・うのみにしない・送金しない・確認する・もう一度確認する）運動や、身内へのなりすましを防ぐため、合言葉を決めておくなどの方法を紹介した。
　詐欺や窃盗グループはよく下調べをする。「不審な電話で家族構成や名前、職業などの個人情報を話さないで」と訴えた。住居侵入窃盗は鍵のかかっていない窓や扉から侵入する手口が最も多いといい、しっかり施錠することが重要とした。
　校区安全なまちづくり推進指導員の亀山道生さんは「闇バイトで凶行に走る事件も起きている。防犯対策で命を守ってほしい」と語った。
【岸侑輝】