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奥三河観光協が歴史講座を開始

講演する加藤さん=設楽町田口で
講演する加藤さん=設楽町田口で

 奥三河観光協議会は18日、新城市と北設楽郡をエリアにした「歴史の魅力再発見」と題した連続講座を始めた。初回は設楽町を会場に、奥三河ふるさとガイドの加藤博俊さんが講演した。
 NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映で新城市はじめ奥三河地区を多くの観光客が訪れるのを見据え、案内役やもてなし役を育てようと企画した。
 加藤さんは戦国時代に奥三河を治めた一族や設楽町内の出来事を紹介した。町内に残る山城は自ら測量してイラストや図面、模型にしたことを報告し、「山城の配置を見て攻撃や防御などを想像しながら現地を訪れると楽しい」と説明した。
 山家三方衆(やまがさんぽうしゅう)と呼ばれた田峯菅沼氏、長篠菅沼氏、作手奥平氏が権力を持った奥三河地区。田峯城主の菅沼定忠が内乱に遭った後、1576年に城を急襲したことや、当時の首塚が今に残ることを紹介。また国指定重要無形民俗文化財の「田峯田楽」は定忠が伝えたという伝承があることを説明した。
 観光関係者や郷土愛好者ら36人が参加。コーディネーターの髙田孝典さんは「わかりやすい言葉で案内できる体制づくりが必要」と話した。
 6月22日は東栄町、7月20日は新城市、8月17日は豊根村で開く。問い合わせは奥三河観光協議会(0536・29・9393)へ。
【安藤聡】

 奥三河観光協議会は18日、新城市と北設楽郡をエリアにした「歴史の魅力再発見」と題した連続講座を始めた。初回は設楽町を会場に、奥三河ふるさとガイドの加藤博俊さんが講演した。
 NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映で新城市はじめ奥三河地区を多くの観光客が訪れるのを見据え、案内役やもてなし役を育てようと企画した。
 加藤さんは戦国時代に奥三河を治めた一族や設楽町内の出来事を紹介した。町内に残る山城は自ら測量してイラストや図面、模型にしたことを報告し、「山城の配置を見て攻撃や防御などを想像しながら現地を訪れると楽しい」と説明した。
 山家三方衆(やまがさんぽうしゅう)と呼ばれた田峯菅沼氏、長篠菅沼氏、作手奥平氏が権力を持った奥三河地区。田峯城主の菅沼定忠が内乱に遭った後、1576年に城を急襲したことや、当時の首塚が今に残ることを紹介。また国指定重要無形民俗文化財の「田峯田楽」は定忠が伝えたという伝承があることを説明した。
 観光関係者や郷土愛好者ら36人が参加。コーディネーターの髙田孝典さんは「わかりやすい言葉で案内できる体制づくりが必要」と話した。
 6月22日は東栄町、7月20日は新城市、8月17日は豊根村で開く。問い合わせは奥三河観光協議会(0536・29・9393)へ。
【安藤聡】

講演する加藤さん=設楽町田口で
講演する加藤さん=設楽町田口で

カテゴリー:社会・経済

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