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芋焼酎が最高金賞、麦も金賞 ヤマサちくわが共同開発

共同開発した蔵元の受賞を喜ぶ早川部長=ヤマサちくわで
共同開発した蔵元の受賞を喜ぶ早川部長=ヤマサちくわで

 アジア最大級の蒸留酒審査会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」(TWSC)の焼酎部門の審査結果が発表され、豊橋市の「ヤマサちくわ」が取引先の酒造会社と企画開発に関わった芋焼酎「せごどん はなたれ 栗黄金」が最高金賞に選ばれた。同時出品の麦焼酎「カスク麦せごどん」も金賞だった。
 2銘柄とも鹿児島県の蔵元「吹上焼酎」と共同開発し、原料作りやブレンドなども一緒に手掛けた。
 芋焼酎の銘柄にも使われた「初垂(はなた)れ」とは、蒸留工程で最初に滴る約10%の原酒を指す。原料の凝縮したうま味を楽しめる。アルコール度数43%。
 原料は「栗黄金」「安納」「山川紫」の3種類のサツマイモで、毎年2種類ずつ仕込む。発売10年で販売数は1万5000本を超えた。
 金賞の麦焼酎は、ウイスキーの熟成に使うオーク(樫)のたるで15年間寝かせた。スモーキーでカカオやバニラ香があり、ほかの原酒とブレンドして焼酎に仕上げる。アルコール42%。おでんや炭火焼きなどの料理と一緒に楽しめる。
 コンペの焼酎部門は出品274銘柄をバーテンダーや酒販店などの専門家らが審査した。銘柄名を伏せて風味を確かめる「ブラインドテイスティング」を経て、最高金賞25点の一つに選ばれた。
 蔵元の説得など企画開発に携わった「酒類&飲食事業部」の早川智章部長は「予想外の高評価に驚いた。やってきたかいがあった」と喜ぶ。
 麦焼酎は3960円、麦焼酎は5390円(ともに720㍉㍑)。魚町本店など直営店、公式オンラインショップなどで買える。直営居酒屋「広小路でんでん」でも22日から新酒を楽しめる。
【加藤広宣】

 アジア最大級の蒸留酒審査会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」(TWSC)の焼酎部門の審査結果が発表され、豊橋市の「ヤマサちくわ」が取引先の酒造会社と企画開発に関わった芋焼酎「せごどん はなたれ 栗黄金」が最高金賞に選ばれた。同時出品の麦焼酎「カスク麦せごどん」も金賞だった。
 2銘柄とも鹿児島県の蔵元「吹上焼酎」と共同開発し、原料作りやブレンドなども一緒に手掛けた。
 芋焼酎の銘柄にも使われた「初垂(はなた)れ」とは、蒸留工程で最初に滴る約10%の原酒を指す。原料の凝縮したうま味を楽しめる。アルコール度数43%。
 原料は「栗黄金」「安納」「山川紫」の3種類のサツマイモで、毎年2種類ずつ仕込む。発売10年で販売数は1万5000本を超えた。
 金賞の麦焼酎は、ウイスキーの熟成に使うオーク(樫)のたるで15年間寝かせた。スモーキーでカカオやバニラ香があり、ほかの原酒とブレンドして焼酎に仕上げる。アルコール42%。おでんや炭火焼きなどの料理と一緒に楽しめる。
 コンペの焼酎部門は出品274銘柄をバーテンダーや酒販店などの専門家らが審査した。銘柄名を伏せて風味を確かめる「ブラインドテイスティング」を経て、最高金賞25点の一つに選ばれた。
 蔵元の説得など企画開発に携わった「酒類&飲食事業部」の早川智章部長は「予想外の高評価に驚いた。やってきたかいがあった」と喜ぶ。
 麦焼酎は3960円、麦焼酎は5390円(ともに720㍉㍑)。魚町本店など直営店、公式オンラインショップなどで買える。直営居酒屋「広小路でんでん」でも22日から新酒を楽しめる。
【加藤広宣】

共同開発した蔵元の受賞を喜ぶ早川部長=ヤマサちくわで
共同開発した蔵元の受賞を喜ぶ早川部長=ヤマサちくわで

カテゴリー:社会・経済

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