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青年海外協力隊県OB会が豊橋で佐原氏講演会

協力隊OBらの質問に答える佐原氏=カリオンビルで
協力隊OBらの質問に答える佐原氏=カリオンビルで

 青年海外協力隊経験者らが所属する「青年海外協力隊愛知県OB会」は20日、豊橋市民センター「カリオンビル」で、元豊橋市長の佐原光一氏による講演会を開いた。現地とオンラインのハイブリット開催。高校生や海外協力隊OBら約50人が参加した。
 佐原氏は1953年、豊橋市生まれ。東京大学卒業後、76年に運輸省(現在の国土交通省)に入省。86年外務省に出向し、ブラジル大使館で勤務。JICA専門家としてパナマ海運庁で働いた。2008年からは豊橋市長を3期務めた。
 大使館時代やJICA時代、市長と、それぞれの立場での国際経験を披露。大使館時代にどんな言語でも1カ月で覚えられる人に出会って驚いた経験を挙げ、「さまざまな個性や能力を持つ人との交流が自分を大きくする」と話した。今後の活動については「国際協力に興味を持つ若者を増やしたり、能力ある人をつなげたりしていきたい」などと語った。講演後はJICA協力隊OBを交えてのトークもあった。
 桜丘高校3年の村田慈幸さん(17)は、「現地での人間関係の築き方や時差への対応など、思っていたよりも大変な活動だと感じた。自分の頭で考えて行動する大切さを知った」と話した。
【北川壱暉】

 青年海外協力隊経験者らが所属する「青年海外協力隊愛知県OB会」は20日、豊橋市民センター「カリオンビル」で、元豊橋市長の佐原光一氏による講演会を開いた。現地とオンラインのハイブリット開催。高校生や海外協力隊OBら約50人が参加した。
 佐原氏は1953年、豊橋市生まれ。東京大学卒業後、76年に運輸省(現在の国土交通省)に入省。86年外務省に出向し、ブラジル大使館で勤務。JICA専門家としてパナマ海運庁で働いた。2008年からは豊橋市長を3期務めた。
 大使館時代やJICA時代、市長と、それぞれの立場での国際経験を披露。大使館時代にどんな言語でも1カ月で覚えられる人に出会って驚いた経験を挙げ、「さまざまな個性や能力を持つ人との交流が自分を大きくする」と話した。今後の活動については「国際協力に興味を持つ若者を増やしたり、能力ある人をつなげたりしていきたい」などと語った。講演後はJICA協力隊OBを交えてのトークもあった。
 桜丘高校3年の村田慈幸さん(17)は、「現地での人間関係の築き方や時差への対応など、思っていたよりも大変な活動だと感じた。自分の頭で考えて行動する大切さを知った」と話した。
【北川壱暉】

協力隊OBらの質問に答える佐原氏=カリオンビルで
協力隊OBらの質問に答える佐原氏=カリオンビルで

カテゴリー:社会・経済

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