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豊橋で村井弦斎研究会「楽水」の発足式

「村井弦斎豆カレー」の食べ方を説く伊藤会長=エムキャンパスで
「村井弦斎豆カレー」の食べ方を説く伊藤会長=エムキャンパスで
豆カレーのレシピを解説する鈴木顧問
豆カレーのレシピを解説する鈴木顧問

現代風に再現した「豆カレー」試食

 明治時代の小説「食道楽」や食育の提唱で知られる豊橋出身の作家、村井弦斎(1864~1927年)を顕彰する「村井弦斎研究会『楽水』」の発足式が4日、豊橋市駅前大通2の「エムキャンパス」であった。当時のレシピを基に会のメンバーらが再現した「村井弦斎豆カレー」の試食会もあった。
 初代会長の伊藤篤哉市議は「幼少期に聴いたラジオドラマで弦斎を知った。食や食文化を通じた地域づくりなどに貢献したい」と語った。
 この日は、弦斎が晩年まで住んだ神奈川県平塚市の研究会「村井弦斎の会」の小林美和子さんも出席。現地の弦斎にちなんだ史資料や「食育かるた」など紹介した。
 試食会では、研究会役員の鈴木良昌さん(豊橋調理製菓専門学校長)や今里武さん(ホテルアークリッシュ豊橋総料理長)らが当時のレシピを現代風に再現したカレーライスをふるまった。
 玄米替わりの白米、肉の替わりに大豆を具材にしたルーで楽しんだ。キュウリやカボチャ、次郎柿やレンコンなどを酢漬けや乾燥、素揚げなどにして十数種用意。当時の食卓や食糧事情を連想しながら味わった。
 飲食業経験もある窪田真美さん(56)=岡崎市=は「大豆のカレーはヘルシーだが味も深い。付け合わせの野菜などは種類が豊富で、カフェでも出せそう」と話した。
 研究会は季節の再現料理を楽しむ会や、地元食材を使った料理講座のほか、研究成果などを電子書籍化する事業などを計画する。今後は弦斎の名を冠した料理コンクールや食品の商品化、夢としてNHK連続テレビ小説の主人公のモデルになることを掲げた。
 弦斎カレーは6~18日に1階フードホールで1日20食、1200円で提供する。
【加藤広宣】

現代風に再現した「豆カレー」試食

 明治時代の小説「食道楽」や食育の提唱で知られる豊橋出身の作家、村井弦斎(1864~1927年)を顕彰する「村井弦斎研究会『楽水』」の発足式が4日、豊橋市駅前大通2の「エムキャンパス」であった。当時のレシピを基に会のメンバーらが再現した「村井弦斎豆カレー」の試食会もあった。
 初代会長の伊藤篤哉市議は「幼少期に聴いたラジオドラマで弦斎を知った。食や食文化を通じた地域づくりなどに貢献したい」と語った。
 この日は、弦斎が晩年まで住んだ神奈川県平塚市の研究会「村井弦斎の会」の小林美和子さんも出席。現地の弦斎にちなんだ史資料や「食育かるた」など紹介した。
 試食会では、研究会役員の鈴木良昌さん(豊橋調理製菓専門学校長)や今里武さん(ホテルアークリッシュ豊橋総料理長)らが当時のレシピを現代風に再現したカレーライスをふるまった。
 玄米替わりの白米、肉の替わりに大豆を具材にしたルーで楽しんだ。キュウリやカボチャ、次郎柿やレンコンなどを酢漬けや乾燥、素揚げなどにして十数種用意。当時の食卓や食糧事情を連想しながら味わった。
 飲食業経験もある窪田真美さん(56)=岡崎市=は「大豆のカレーはヘルシーだが味も深い。付け合わせの野菜などは種類が豊富で、カフェでも出せそう」と話した。
 研究会は季節の再現料理を楽しむ会や、地元食材を使った料理講座のほか、研究成果などを電子書籍化する事業などを計画する。今後は弦斎の名を冠した料理コンクールや食品の商品化、夢としてNHK連続テレビ小説の主人公のモデルになることを掲げた。
 弦斎カレーは6~18日に1階フードホールで1日20食、1200円で提供する。
【加藤広宣】

「村井弦斎豆カレー」の食べ方を説く伊藤会長=エムキャンパスで
「村井弦斎豆カレー」の食べ方を説く伊藤会長=エムキャンパスで
豆カレーのレシピを解説する鈴木顧問
豆カレーのレシピを解説する鈴木顧問

カテゴリー:社会・経済

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