高校野球愛知大会の組み合わせ決まる

高校野球愛知大会の組み合わせ決まる

　「第１０５回全国高等学校野球選手権愛知大会」（７月１日開幕）の抽選会が17日、刈谷市総合文化センターであった。１７３チーム（１８１校）がＡ～Ｈの８ブロックに分かれてのトーナメント。５回戦終了後、改めて抽選がある。順調に進めば決勝は７月29日に岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで開催される。
　会場は豊橋市民球場をはじめ10球場で。名古屋市のパロマ瑞穂球場で開会式があり、春の県大会でベスト８の東邦、至学館、愛工大名電、愛知啓成、中部大春日丘、享栄、豊川、桜丘のシード校などが参加。選手宣誓は抽選の結果、新川が担当する。同球場での第１試合は鳴海が瀬戸工と対戦する。１～２回戦は一日３試合の日程もあるが、その後は２試合が続く。順調に進めば同16日の大会６日目が３回戦初戦で、第１試合にシード校が一斉に登場する。
　昨年導入された継続試合制度は続ける。タイブレーク制度も同様で決勝も同じ。新型コロナウイルス対策の規制緩和により、チアリーディングや応援団、ブラスバンドは復活し、観客の人数制限を撤廃した。メガホンの持ち込みや声出し応援もできる。
　東三河からは21チームが出場する。シードの豊川はＤブロック、桜丘がＨブロック。御津あおばは一宮、加茂丘、衣台との西三河連合チームとして出場する。最初の試合は春日井と対戦することになった。
　県高野連による各ブロックの展望は以下の通り。
　▽Ａ＝シードは中部大春日丘。豊丘は１回戦で江南と対戦する。順調に進めば強豪の刈谷との対決に注目。
　▽Ｂ＝シードは至学館。豊橋工は長久手、豊川工は岡崎商と１回戦で対戦する。豊川工は２回戦で力のある杜若と激突する。
　▽Ｃ＝シードは愛工大名電で２回戦で伝統校の大府と激突する。愛知商と渥美農の試合も注目。
　▽Ｄ＝シードは豊川。１回戦で蒲郡は緑丘・東海学園・春日井泉連合チームと、時習館が力のある三好と戦う。
　▽Ｅ＝シードは東邦で滝、栄徳など実力校が挑む激戦区。１回戦で豊橋東は猿投農林と対戦。
　▽Ｆ＝シードは愛知啓成。１回戦で豊橋南と三谷水産との東三河対決。豊橋商は菊華と戦う。
　▽Ｇ＝シードは享栄。豊橋西は１回戦で半田農と対戦。愛産大工と愛産大三河の試合に注目。
　▽Ｈ＝シードは桜丘。強豪中京大中京は１回戦から登場する。豊橋中央は一宮工と、蒲郡東は富田と初戦。
【林大二朗、北川壱暉】