道の駅「もっくる新城」来場者1000万人突破

早川さん家族４人へ記念品贈呈

　新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」の来場者が17日、１０００万人を突破した。下江洋行市長らが１０００万人目となった幸田町六栗の会社員早川泰貴さん（37）ら家族４人に記念品を手渡した。
　国道１５１号「新東名高速道路新城インターチェンジ」交差点脇に２０１５年３月にオープン。ＩＣ出入り口にあり、新城市、設楽町、東栄町、豊根村への玄関口として位置づけ、地元農水産物の販売所や飲食店、足湯、奥三河観光案内所がある。21年秋には関東と関西方面、名古屋と長久手への高速バスの停留所が設けられた。
　来場者数はオープン10カ月後の15年12月に１００万人を、18年12月に５００万人を突破した。
　この日正午すぎ、早川さんは妻と娘２人で買い物後に１０００万人目と告げられた。記念品として「鳳来牛」と米「ミネアサヒ」などがプレゼントされた。「長篠城跡へ行く途中で昼ごはんを買いに来た。まさか節目になるなんて」と喜んだ。
　セレモニーで下江市長は市内には道の駅が他にも「鳳来三河三石」と「つくで手作り村」があることをＰＲし、「これを弾みに、さらに愛されるようしたい」とあいさつした。
　田原直駅長は、新型コロナウイルス禍に自然散策で奥三河を訪れる人が多かったことが来場客増の理由に挙げる。

30日からキャンペーンも

　30日～７月２日は１０００万人達成記念キャンペーンとして１５００円分の定食メニューを１０００円にして数量限定で販売する。
【安藤聡】