時習館高の同窓生が「傘寿の会」
県立時習館高校の卒業生による「時習12回生傘寿の会」が20日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。81~82歳の98人が旧交を温めた。
伊勢湾台風翌年の1960年に学校を巣立ったみなさん。卒業生は450人前後だが、確認されているだけで115人が亡くなっているという。
この日は、参加者全員による記念撮影の後、物故者に黙とうを捧げた。大沢茂樹代表はあいさつで、自身の近況を報告しながら3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に感動し「生きててよかった、と実感した」と述べた。大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手を応援しているという。そして「マイペースで人生を楽しみましょう」と呼び掛けた。石原庸行さんの音頭で乾杯した。
あま市から来た赤坂孝子さん(81)は「会が開けて本当に良かった」と喜んだ。3年に一回開かれてきた同窓会は欠かしたことがなかった。しかし3年前は新型コロナウイルス禍で中止に。同窓生に会うのは6年ぶりだ。このブランクで「誰だか分からなくなってしまった人も多い」と残念がった。
食事しながら歓談し、クラス別の出席者紹介があった。満田稔さんの指揮で校歌「わが時習館」を斉唱した。
【山田一晶】
県立時習館高校の卒業生による「時習12回生傘寿の会」が20日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。81~82歳の98人が旧交を温めた。
伊勢湾台風翌年の1960年に学校を巣立ったみなさん。卒業生は450人前後だが、確認されているだけで115人が亡くなっているという。
この日は、参加者全員による記念撮影の後、物故者に黙とうを捧げた。大沢茂樹代表はあいさつで、自身の近況を報告しながら3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に感動し「生きててよかった、と実感した」と述べた。大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手を応援しているという。そして「マイペースで人生を楽しみましょう」と呼び掛けた。石原庸行さんの音頭で乾杯した。
あま市から来た赤坂孝子さん(81)は「会が開けて本当に良かった」と喜んだ。3年に一回開かれてきた同窓会は欠かしたことがなかった。しかし3年前は新型コロナウイルス禍で中止に。同窓生に会うのは6年ぶりだ。このブランクで「誰だか分からなくなってしまった人も多い」と残念がった。
食事しながら歓談し、クラス別の出席者紹介があった。満田稔さんの指揮で校歌「わが時習館」を斉唱した。
【山田一晶】