豊川市、昨年度のふるさと納税 4141件で前年度の2倍
豊川市は21日、昨年度のふるさと納税は4141件計1億5723万1020円だったと発表した。前年度比で件数は約2倍、金額は約1・4倍に増えた。
受付サイトや返礼品を増やしたことが要因とみられる。返礼品の人気は日用品が最も多く、「食品」「体験」と続く。御津町の「新富士バーナー」が製造販売している「SOTO」シリーズのレギュレーターストーブが1~3位を占め、4位に「天狗缶詰」のおでん缶が入った。寄付金の使い道の指定は、「福祉の増進」「安心安全なまちづくり」「文化芸術及びスポーツの振興」が上位だった。
一方で市民が他都市へふるさと納税する「流出」は4億5157万5072円。差し引きでは2億9434万4052円のマイナスだった。前年度より約5000万円膨らんだ。
竹本幸夫市長は「ふるさと納税は一度始めると毎年続ける人が多い。国からの交付金でマイナス分の一定額(75%)は補充されるが、多くの皆さんにふるさと納税をしてもえるように力を入れていく」と述べた。
また市は、返礼品の協力企業を対象にした「ふるさと産品発信事業」を始めた。新商品やリニューアル品、寄付物品をPRするため、市制施行80周年コラボ商品に認定する。第1弾は「弥太郎ブラックカップラーメン」、第2弾はオリジナルコーヒードリップ「TOYOKAWA YUTAKA COFFEE DRIPBAG(トヨカワユタカコーヒードリップバッグ)」を選んだ。今後も増やし、民間企業の挑戦を応援しながら80周年を盛り上げる。
【竹下貴信】
豊川市は21日、昨年度のふるさと納税は4141件計1億5723万1020円だったと発表した。前年度比で件数は約2倍、金額は約1・4倍に増えた。
受付サイトや返礼品を増やしたことが要因とみられる。返礼品の人気は日用品が最も多く、「食品」「体験」と続く。御津町の「新富士バーナー」が製造販売している「SOTO」シリーズのレギュレーターストーブが1~3位を占め、4位に「天狗缶詰」のおでん缶が入った。寄付金の使い道の指定は、「福祉の増進」「安心安全なまちづくり」「文化芸術及びスポーツの振興」が上位だった。
一方で市民が他都市へふるさと納税する「流出」は4億5157万5072円。差し引きでは2億9434万4052円のマイナスだった。前年度より約5000万円膨らんだ。
竹本幸夫市長は「ふるさと納税は一度始めると毎年続ける人が多い。国からの交付金でマイナス分の一定額(75%)は補充されるが、多くの皆さんにふるさと納税をしてもえるように力を入れていく」と述べた。
また市は、返礼品の協力企業を対象にした「ふるさと産品発信事業」を始めた。新商品やリニューアル品、寄付物品をPRするため、市制施行80周年コラボ商品に認定する。第1弾は「弥太郎ブラックカップラーメン」、第2弾はオリジナルコーヒードリップ「TOYOKAWA YUTAKA COFFEE DRIPBAG(トヨカワユタカコーヒードリップバッグ)」を選んだ。今後も増やし、民間企業の挑戦を応援しながら80周年を盛り上げる。
【竹下貴信】