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ツバメを見守る豊川の4団体 日本野鳥の会が感謝状

新實支部長(左端)と感謝状を受け取った皆さん=ローズマリーカフェで
新實支部長(左端)と感謝状を受け取った皆さん=ローズマリーカフェで

 日本野鳥の会は6月30日、豊川市御油町の喫茶店「ローズマリーカフェ」で、県支部の「ツバメ見守りありがとう」の感謝状贈呈式を開いた。カフェと、いずれも豊川市の加山興業、間瀬木商店、タカラ自動車学校へ感謝状を贈った。
 ツバメは春から夏にかけて日本で子育てする。秋になると東南アジア方面へ移動する。近年は農耕地の減少などで餌が少なくなっている、現代家屋が増えて巣が作りにくいなどの影響で、ツバメが子育てできる環境が減少しており、生息数が50年前に比べて半分になっているという指摘もある。都市部では不衛生だとしてツバメの巣を撤去するケースもある。
 野鳥の会はツバメと人が共存できる環境が続くことを願い、温かく見守っている団体への感謝状贈呈を2019年度から始めた。今年度は14都道府県の27団体に贈る。
 贈呈式では、県支部の新實豊支部長が「ツバメを毎年見守っていただき、感謝しています。これからも共存してください」と話し、各団体代表らに感謝状を手渡した。
 ローズマリーカフェオーナーの中嶋周さんは「オープンした20年前から入り口に巣があり掃除が大変ですが頑張っています」と話した。加山興業経営企画室の中嶋あゆみさんは「リサイクル企業として生態系を守るのも大切と考え、巣を見守っています」という。間瀬木商店オーナーの間瀬木初子さんは「カラスの攻撃から巣を守るための工夫をしています」と紹介した。タカラ自動車学校校長の戸田貞光さんは「教習生の協力も得て巣を大切にしています」と述べた。
【竹下貴信】

 日本野鳥の会は6月30日、豊川市御油町の喫茶店「ローズマリーカフェ」で、県支部の「ツバメ見守りありがとう」の感謝状贈呈式を開いた。カフェと、いずれも豊川市の加山興業、間瀬木商店、タカラ自動車学校へ感謝状を贈った。
 ツバメは春から夏にかけて日本で子育てする。秋になると東南アジア方面へ移動する。近年は農耕地の減少などで餌が少なくなっている、現代家屋が増えて巣が作りにくいなどの影響で、ツバメが子育てできる環境が減少しており、生息数が50年前に比べて半分になっているという指摘もある。都市部では不衛生だとしてツバメの巣を撤去するケースもある。
 野鳥の会はツバメと人が共存できる環境が続くことを願い、温かく見守っている団体への感謝状贈呈を2019年度から始めた。今年度は14都道府県の27団体に贈る。
 贈呈式では、県支部の新實豊支部長が「ツバメを毎年見守っていただき、感謝しています。これからも共存してください」と話し、各団体代表らに感謝状を手渡した。
 ローズマリーカフェオーナーの中嶋周さんは「オープンした20年前から入り口に巣があり掃除が大変ですが頑張っています」と話した。加山興業経営企画室の中嶋あゆみさんは「リサイクル企業として生態系を守るのも大切と考え、巣を見守っています」という。間瀬木商店オーナーの間瀬木初子さんは「カラスの攻撃から巣を守るための工夫をしています」と紹介した。タカラ自動車学校校長の戸田貞光さんは「教習生の協力も得て巣を大切にしています」と述べた。
【竹下貴信】

新實支部長(左端)と感謝状を受け取った皆さん=ローズマリーカフェで
新實支部長(左端)と感謝状を受け取った皆さん=ローズマリーカフェで

カテゴリー:社会・経済

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