豪雨災害を乗り越え「エイトセブン」営業再開

　６月２日の東三河豪雨で土砂崩れがあった新城市一鍬田のゴルフ練習場「エイトセブン」が25日、営業を再開した。
　１５０ヤードのフェアウエーと、打席数35の市内唯一の練習場。スエヒロ産業が運営する。市内には５カ所のゴルフ場があり、コースを回る前に立ち寄って練習する人が多い。
　豪雨でフェアウエーが浸水したほか、防草シートを剥がすほどの土砂が流入したため臨時休業していた。復旧に向けて千葉県から専門業者を招いて作業を進め、崩落した場所にコンクリートで補強し、フェアウエーを張り替えた。
　この日は早朝から20人以上が練習に励んだ。市内の男性（82）は「豊橋や豊川で練習していた。再開してくれてありがたい」と話した。
　支配人の青山浩嗣さんによると２０１４年にオープンして以来初めての臨時休業だった。「多くの愛好者から問い合わせがあった。万全を期して営業を続けます」と語った。
　31日までは毎日「早朝料金」（１球７円）。問い合わせはエイトセブン（０５３６・24・８０７７）へ。
【安藤聡】