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新城で鳳来山東照宮展

鳳来山東照宮の神宝群を紹介する企画展=新城市設楽原歴史資料館で
鳳来山東照宮の神宝群を紹介する企画展=新城市設楽原歴史資料館で
葵紋が施された太鼓=新城市設楽原歴史資料館で
葵紋が施された太鼓=新城市設楽原歴史資料館で
「金銅三葉葵紋瓶子」なども展示する=新城市長篠城址史跡保存館で
「金銅三葉葵紋瓶子」なども展示する=新城市長篠城址史跡保存館で

 企画展「鳳来山東照宮展」が29日、新城市設楽原歴史資料館と市長篠城址史跡保存館で始まった。鳳来山東照宮が所蔵する市指定文化財の神宝群など31点を展示している。市教育委員会主催で11月26日まで。
 NHK大河ドラマ「どうする家康」が放映中で家康とのゆかりを知ってもらう企画。
 鳳来山東照宮は、徳川三代将軍家光が家康をまつるために造営した。1953年に本殿、拝殿、幣殿、中門、水屋、左右透塀が国の重要文化財に指定された。2022年1月には「黒漆金銅装宮殿(くろうるしこんどうそうくうでん)」など7件が県指定文化財になった。市は同3月に太刀など43点を、今年3月に家康の肖像画2点を有形文化財指定した。
 資料館では27点を展示。神具の「金榊」は日輪と月輪の一対で構成される。神前にささげる榊を金属で精巧に作り上げた。「黒漆花菱唐草文螺鈿蒔絵(らでんまきえ)平箱」は縁の部分に貝殻の光沢ある部分を飾り付ける螺鈿が施されているのを確認できる。また「黒漆塗三葉葵紋蒔絵太鼓」は、胴の両側に大きな葵紋が施されている。
 保存館では4点を展示。1651(慶安4)年に徳川家綱により奉納された鳳来山東照宮の御神刀、神前に供える酒器「金銅三葉葵紋瓶子」が見られる。瓶子に施された葵紋は縁取りの太さによって制作年代が違うという。
 入館料は資料館が一般330円、小中学生100円。保存館が一般220円、小中学生100円。両館共通券は一般440円、小中学生150円。8月末まで無休、9月以降は火曜休館。
【安藤聡】

 企画展「鳳来山東照宮展」が29日、新城市設楽原歴史資料館と市長篠城址史跡保存館で始まった。鳳来山東照宮が所蔵する市指定文化財の神宝群など31点を展示している。市教育委員会主催で11月26日まで。
 NHK大河ドラマ「どうする家康」が放映中で家康とのゆかりを知ってもらう企画。
 鳳来山東照宮は、徳川三代将軍家光が家康をまつるために造営した。1953年に本殿、拝殿、幣殿、中門、水屋、左右透塀が国の重要文化財に指定された。2022年1月には「黒漆金銅装宮殿(くろうるしこんどうそうくうでん)」など7件が県指定文化財になった。市は同3月に太刀など43点を、今年3月に家康の肖像画2点を有形文化財指定した。
 資料館では27点を展示。神具の「金榊」は日輪と月輪の一対で構成される。神前にささげる榊を金属で精巧に作り上げた。「黒漆花菱唐草文螺鈿蒔絵(らでんまきえ)平箱」は縁の部分に貝殻の光沢ある部分を飾り付ける螺鈿が施されているのを確認できる。また「黒漆塗三葉葵紋蒔絵太鼓」は、胴の両側に大きな葵紋が施されている。
 保存館では4点を展示。1651(慶安4)年に徳川家綱により奉納された鳳来山東照宮の御神刀、神前に供える酒器「金銅三葉葵紋瓶子」が見られる。瓶子に施された葵紋は縁取りの太さによって制作年代が違うという。
 入館料は資料館が一般330円、小中学生100円。保存館が一般220円、小中学生100円。両館共通券は一般440円、小中学生150円。8月末まで無休、9月以降は火曜休館。
【安藤聡】

鳳来山東照宮の神宝群を紹介する企画展=新城市設楽原歴史資料館で
鳳来山東照宮の神宝群を紹介する企画展=新城市設楽原歴史資料館で
葵紋が施された太鼓=新城市設楽原歴史資料館で
葵紋が施された太鼓=新城市設楽原歴史資料館で
「金銅三葉葵紋瓶子」なども展示する=新城市長篠城址史跡保存館で
「金銅三葉葵紋瓶子」なども展示する=新城市長篠城址史跡保存館で

カテゴリー:社会・経済

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