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豊橋市が農家と飲食店のマッチング会を開催

飲食店主らに農産物をアピールする農家=エムキャンパスで
飲食店主らに農産物をアピールする農家=エムキャンパスで
マッチングしたい農家を訪ねる参加者ら
マッチングしたい農家を訪ねる参加者ら

 豊橋市は7月31日、駅前大通2の「エムキャンパス」で、地元農産物を使った飲食店の新メニュー開発を目的に農家と店舗のマッチング会を開いた。栽培方法や品質管理など農家のアピールを踏まえ、店主らは料理や菓子などの新メニューに使えそうな食材を品定めした。マッチングが成立したペアは11月までに連携して新メニューを開発し、12月に試験的に販売する。
 初開催の昨年を上回る規模で、市は今回さらに多くの新メニュー開発を目指す。この日は、市内の18飲食店と市外を含む22農家が参加した。
 飲食店は和食や洋食からカフェやラーメン店のほか、外食チェーンのフランチャイズ店など幅広い業態が集まった。
 農家はプレゼンテーションで農産物の特徴や魅力、栽培などのこだわりを約3分間にまとめて紹介した。調理イメージの参考にと、食材の試食もあった。
 ある農家の女性は、夏に収穫したラディッシュを紹介。「辛味がとても強いが油分との相性を生かし、無塩バターと合わせるとおいしい」などと提案した。
 参加者の中ではミニトマト農家が多く、通年で高糖度を保つ栽培手法や品質管理の国際規格「グローバルギャップ」の認証を受けるなど、安心で安全な品質へのこだわりをアピールした。
 メニュー開発は市内の農家に限り、食材取引はすべての農家を対象にマッチングできる。店主らは開発で協業したい農家に金の名刺を手渡して意思表示。14のマッチングが成立した。
【加藤広宣】

 豊橋市は7月31日、駅前大通2の「エムキャンパス」で、地元農産物を使った飲食店の新メニュー開発を目的に農家と店舗のマッチング会を開いた。栽培方法や品質管理など農家のアピールを踏まえ、店主らは料理や菓子などの新メニューに使えそうな食材を品定めした。マッチングが成立したペアは11月までに連携して新メニューを開発し、12月に試験的に販売する。
 初開催の昨年を上回る規模で、市は今回さらに多くの新メニュー開発を目指す。この日は、市内の18飲食店と市外を含む22農家が参加した。
 飲食店は和食や洋食からカフェやラーメン店のほか、外食チェーンのフランチャイズ店など幅広い業態が集まった。
 農家はプレゼンテーションで農産物の特徴や魅力、栽培などのこだわりを約3分間にまとめて紹介した。調理イメージの参考にと、食材の試食もあった。
 ある農家の女性は、夏に収穫したラディッシュを紹介。「辛味がとても強いが油分との相性を生かし、無塩バターと合わせるとおいしい」などと提案した。
 参加者の中ではミニトマト農家が多く、通年で高糖度を保つ栽培手法や品質管理の国際規格「グローバルギャップ」の認証を受けるなど、安心で安全な品質へのこだわりをアピールした。
 メニュー開発は市内の農家に限り、食材取引はすべての農家を対象にマッチングできる。店主らは開発で協業したい農家に金の名刺を手渡して意思表示。14のマッチングが成立した。
【加藤広宣】

飲食店主らに農産物をアピールする農家=エムキャンパスで
飲食店主らに農産物をアピールする農家=エムキャンパスで
マッチングしたい農家を訪ねる参加者ら
マッチングしたい農家を訪ねる参加者ら

カテゴリー:社会・経済

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