東三河の涼スポット③ 蒲郡

公共施設25カ所を開放、ラグナシアでナイトプール
　蒲郡市は熱中症対策と地球温暖化対策の一環で、クールシェアスポット「まちの涼み処『涼（すず）みん』」として市内の公共施設25カ所を開放している。９月30日まで。
　市内では熱中症の疑いで緊急搬送される人が多い。市は市民の健康と命を守りながら、冷房器具による二酸化炭素の排出を抑える目的で「涼みん」を企画した。三河弁で「涼んでいきませんか」の意味。市役所をはじめ、公民館や勤労福祉会館、市保健医療センター、図書館など。詳細は市ホームページで。
　テーマパーク「ラグナシア」では、夏の恒例イベントのプール営業をしている。全長２３０㍍の流れる「ウロボロスの河」や最大高１㍍の波が出る「ジョイアマーレの浜辺」など全６種類のプールが楽しめる。
　日没後は、プールエリアをライトアップしたナイトプール営業が始まっている。日焼けを気にせずに楽しめるので若者に人気だ。プールに入りながら噴水や花火のショー、音楽イベントなどが楽しめる。豊川市から子どもと来た女性（33）は「プールから見るショーは楽しい」と話した。
　隣接する複合施設「フェスティバルマーケット」では、日本のクラフトビールやドイツのクラフトビールが楽しめるイベントが開かれている。施設内の鮮魚市場で買った商品と一緒にビールを味わえる。
　イベント詳細などはホームページで。
【林大二朗】