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まちなか未来会議が自治会のICT活用法を議論

意見交換する参加者=穂の国とよはし芸術劇場プラットで
意見交換する参加者=穂の国とよはし芸術劇場プラットで

 豊橋まちなか未来会議は7日、地方自治の在り方とデジタルツールについて考える会を豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開いた。学生や市議ら25人が参加し、自治会の課題やICTの活用事例などを議論した。
 前半は、ウェブインパクトの木村博司さんが地域活動でのICT技術の活用事例を解説した。木村さんらが開発した「豊橋鬼祭」のアプリ「おにどこ」を紹介した。祭事の最中に赤鬼を追跡したり、AR(拡張現実)で赤鬼に触れ合うことができたりする。
 木村さんは「制作側は、リアルタイムでアプリの利用状況とどの場所からユーザーが来たかが地図で見られる。客を誘導したり、立て看板の位置を決めたりするのに役立った」と説明した。
 後半は、グループで自治会の課題などを話し合った。参加者は「自治会は活動内容が分かりづらい。アプリで見える化すれば、入会のハードルも下がるのでは」との意見が出た。アプリ開発費用について、学校の出席確認などができるアプリ「デンタツくん」をリリースした「スミ電機工業所」の担当者は、「地元店舗の広告費でマネタイズできたら面白いのでは」と話した。
【北川壱暉】

 豊橋まちなか未来会議は7日、地方自治の在り方とデジタルツールについて考える会を豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開いた。学生や市議ら25人が参加し、自治会の課題やICTの活用事例などを議論した。
 前半は、ウェブインパクトの木村博司さんが地域活動でのICT技術の活用事例を解説した。木村さんらが開発した「豊橋鬼祭」のアプリ「おにどこ」を紹介した。祭事の最中に赤鬼を追跡したり、AR(拡張現実)で赤鬼に触れ合うことができたりする。
 木村さんは「制作側は、リアルタイムでアプリの利用状況とどの場所からユーザーが来たかが地図で見られる。客を誘導したり、立て看板の位置を決めたりするのに役立った」と説明した。
 後半は、グループで自治会の課題などを話し合った。参加者は「自治会は活動内容が分かりづらい。アプリで見える化すれば、入会のハードルも下がるのでは」との意見が出た。アプリ開発費用について、学校の出席確認などができるアプリ「デンタツくん」をリリースした「スミ電機工業所」の担当者は、「地元店舗の広告費でマネタイズできたら面白いのでは」と話した。
【北川壱暉】

意見交換する参加者=穂の国とよはし芸術劇場プラットで
意見交換する参加者=穂の国とよはし芸術劇場プラットで

カテゴリー:社会・経済

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