プロから学ぶ自転車ロードレース

　東三河県庁は、自転車ロードレース世界最高峰のワールドツアー参戦経験を持つ愛三工業レーシングチーム上級アドバイザー、中根英登さんを講師に招き、若手サイクリスト向けのロードレース講習会を９月に新城市で11月に田原市で開講する。
　東三河地域は、豊かな自然を生かし、市町村、観光関係団体と一体になって「東三河スポーツツーリズム」を推進している。アカデミーはその一環で、サイクリングの練習環境に恵まれた東三河地域の魅力を広くＰＲする。
　中根さんは中京大学在学中に自転車ロードレース選手となり、愛三工業レーシングチームに加入しプロの道へ。２０２１年世界トップカテゴリーのワールドチーム「ＥＦエデュケーションＮＩＰＰＯ」へ移籍。世界のトップレースを走る。22年に引退。現在は愛三工業レーシングチーム上級アドバイザー。
　受講対象は１３～１８歳の自転車ロードレース出場経験者で、保護者の承諾が必要。無料。
　第１回アカデミーは、９月９日午後３時から５時半まで。新城市浅谷の新城総合公園競技場で開く。座学と、実践的な実技がある。実技では自転車ロードレース「第１回新城クリテリウム」（９～10日）の会場を使い、トレーニング、スラローム走行、ボトルキャッチ練習などに取り組む。
　申し込み期限は31日。定員（10人）になり次第締め切る。申し込みフォーム＝ＱＲコード＝から。
　第２回アカデミーは１１月１９日で田原市の白谷海浜公園で詳細未定。問い合わせは、「中根英登サイクリングアカデミー開催事務局」へメール（ｔｏｍｏｙａ.8ｓｋ＠ｇｍａｉｌ.ｃｏｍ)で。
（後藤康之）