豊橋市と豊川市が優良施工業者を表彰

オーテックなど25社たたえ

　豊橋市は10日、市役所講堂で今年度「優良工事施工業者」の表彰式を開いた。昨年度の発注案件のうち、施工品質や安全管理などに優れた事業者をたたえた。
　昨年度完工した４０８件について、各工事完了時に成績優秀な業者を選んだ。複数工事で施工品質や現場の安全衛生管理などの評定が平均80点以上などの評価だった業者を優良とした。うち特に優秀な10業種25社を選んだ。
　この日は浅井由崇市長が各社代表に表彰状を手渡した。第一管工の石原敬之社長は「受賞を励みに、さらに市民の安全と安心なまちづくりに貢献したい」と述べた。
　表彰者の施工例は16日まで、市役所１階でパネル展示する。
　表彰されたのは次の各社。
　井口建設、オーテック、加藤建設、金子管工、日下建設、クボタ中部支社、ケイテック、神野建設、第一管工、大建、大松建設興業、中採工事、ＴＪ新、天豊土木、東三建設、豊橋建設工業、中伊野電設工業、中村総業、ハカマダ、平本管工、藤城建設、藤森管工商会、豊立工業、マルは飯谷建設、明電舎中部支社

岡田建設などの5件顕彰


　また、豊川市も、「優良工事顕彰状授与式」を開いた。市が発注した昨年度の土木、建設、水道などの工事２４８件のうち、優れた５件を担当した企業を表彰した。
　金屋西町の庭球場整備をした波多野・落合特定建設工事共同企業体、白鳥町で道路改良、道路拡幅、道路新設の３工事を担当した岡田建設、市田町で配水管敷設替をしたナガシマの各現場責任者に顕彰状を贈った。
　市は工事の品質、施工の安全性、提出書類などを審査し、点数を出している。１００点満点で90点以上を獲得した工事が顕彰の対象になる。
　竹本幸夫市長は「６月の東三河豪雨からの復旧では市内の建設会社の協力をいただき、改めて皆さんが地域にとり重要な企業だと再認識しました。今後も公共事業で協力を」と述べた。
【加藤広宣、竹下貴信】