渡邉さんが豊川市長へ世界少年野球優勝報告

走塁、守備で中日本選抜勝利に貢献

　「蒲郡信用金庫杯２０２３世界少年野球大会」で優勝した中日本選抜チームの一員で新城ボーイズ所属の豊川市立西部中学校３年、渡邉竜源さん（14）が23日、市役所を訪れ、竹本幸夫市長に優勝報告した。
　大会は今月10～13日に豊橋市民球場などで開かれた。日本から４チーム、米国から４チーム、韓国、中国、メキシコ、シンガポールから各１チームが出場した。
　中日本選抜は予選リーグを４戦全勝で通過。準決勝は東日本選抜に７－６、決勝は西日本選抜に９－６で勝ち、優勝した。渡邉さんは二塁手として予選２試合と準決勝に先発出場し、決勝は後半から出た。予選の八重瀬（沖縄）戦では適時打を放つなど活躍した。
　新城ボーイズでは主将を務める。右投げ左打ちで身長１７５㌢、体重65㌔。走塁に自信があり、50㍍のタイムは６秒５だ。
　渡邉さんは「大会では走塁と守備でしっかりとチームに貢献できた。優勝できとてもうれしい。世界大会で多くのことを学んだ」と話し、「高校では強豪校に入学して甲子園を目指したい」と語った。
　竹本市長は「自信のある走力を生かして、これからも頑張ってください」とエールを送った。
【竹下貴信】