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県がペット同行避難のアイデア募る

豊橋市でのペット同行避難訓練(提供)
豊橋市でのペット同行避難訓練(提供)
県がペット同行避難のアイデア募る

 県は、災害時に飼い主がペットとともに避難できるようにするため、避難所の受け入れ体制向上につながるアイデアを募集している。
 ペット同行避難と呼ばれ、「ペットがいるから」という理由での「逃げ遅れ」をゼロにする。東日本大震災の経験から、同行避難が推奨されている。その一方、2016年の熊本大地震では、避難所でペットの受け入れが拒否されたため、飼い主が避難をためらう例があった。
 このため、避難所でのペットの受け入れ環境の整備が急務になっている。しかし鳴き声や臭い、アレルギーの問題、ペット用備蓄の確保スペースがないなどの理由で改善が進んでいない市町村が多いのが現状だ。
 募集するのは①避難所で使用するペット用の資機材(ケージやリード、首輪の改良)②コンテナハウスの活用方法(避難生活が長期化した場合に備え、テントよりも耐久性や断熱性が高く、ペットや飼い主の生活スペースとして整備しやすいコンテナを避難所で活用するアイデア)③ペット防災に関する飼い主向け普及啓発(しつけや、マナー、非常持ち出し品など)④その他(避難所の機能向上に資すると考えられるハード、ソフトの両面のアイデア)―となっている。
 企業・団体と個人で応募可。県災害対策課のサイト=QRコード=添付のワードに日本語で記入し、郵送かメールで送る。締め切りは10月16日。
 有望な提案は県が事業化を検討する。提案者に対する褒賞金はない。
 問い合わせは県災害対策課支援グループ(電話052・954・6149、ファクス052・954・6912)へ。
【山田一晶】

 県は、災害時に飼い主がペットとともに避難できるようにするため、避難所の受け入れ体制向上につながるアイデアを募集している。
 ペット同行避難と呼ばれ、「ペットがいるから」という理由での「逃げ遅れ」をゼロにする。東日本大震災の経験から、同行避難が推奨されている。その一方、2016年の熊本大地震では、避難所でペットの受け入れが拒否されたため、飼い主が避難をためらう例があった。
 このため、避難所でのペットの受け入れ環境の整備が急務になっている。しかし鳴き声や臭い、アレルギーの問題、ペット用備蓄の確保スペースがないなどの理由で改善が進んでいない市町村が多いのが現状だ。
 募集するのは①避難所で使用するペット用の資機材(ケージやリード、首輪の改良)②コンテナハウスの活用方法(避難生活が長期化した場合に備え、テントよりも耐久性や断熱性が高く、ペットや飼い主の生活スペースとして整備しやすいコンテナを避難所で活用するアイデア)③ペット防災に関する飼い主向け普及啓発(しつけや、マナー、非常持ち出し品など)④その他(避難所の機能向上に資すると考えられるハード、ソフトの両面のアイデア)―となっている。
 企業・団体と個人で応募可。県災害対策課のサイト=QRコード=添付のワードに日本語で記入し、郵送かメールで送る。締め切りは10月16日。
 有望な提案は県が事業化を検討する。提案者に対する褒賞金はない。
 問い合わせは県災害対策課支援グループ(電話052・954・6149、ファクス052・954・6912)へ。
【山田一晶】

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カテゴリー:政治・行政

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